ウクレレ図鑑
第1章 ウクレレの種類
様々なウクレレ
大きさによって、色々な呼び方のウクレレがあります。
ソプラノウクレレが最も小さく、バリトンウクレレが最も大きいです。
本体が大きくなればなるほど音が大きくなります。ただし、同じ弾き方で弾けるので、持ち替えもし易いです。
他の楽器の場合は、大きさが変わると音域や楽譜も変わりますが、ウクレレはどの大きさの楽器でも同じです。
ソプラノウクレレが最も使いやすいため、最初はソプラノから入り、慣れてくると少し音の大きなコンサートウクレレも使ってみるという方が多いです。
ウクレレの人気のひみつ
ウクレレは小さく、持ち運びも楽です。
また、楽器が小さいため手の小さい方でも楽に弾けます。
音が大きくないことも人気の一つです。
通常、楽器演奏となるとご近所さんへの音漏れが気になりますが、ウクレレなら気にせず練習できます。
ウクレレを詳しく見てみよう
ポイントソプラノウクレレで比べてみよう
同じウクレレでも、ちょっと違うよ
ポイント弦と音の関係
ポイント各部の名称
第2章 ウクレレの歴史
小さな4弦楽器
ポルトガルで使われていたブラギーニャという
楽器がハワイに渡り、独自に進化して
ウクレレができました。
他にも、ブラギ―ニャが海を渡って進化したものに、
ブラジルのカバキーニョなどもあります。
ウクレレという言葉はハワイ語で「飛び跳ねるノミ」という意味で
語源はよく分かっていないようです。
一説によると、当時人気奏者だった方のあだ名から取られたとも言われています。
第3章 オススメのウクレレブランド
カラ KALA
アメリカ本土ではウクレレブランドとして非常に高いシェアを誇り、また本場ハワイにおいても数多くの人々に愛されているブランドです。
安いものからプロが愛用するようなハイクオリティなものまで、幅広く作られています。
ウクレレメーカーとして、最も知名度の高いブランドと言えるでしょう。
フェイマス Famous
キワヤ商会が作る国産ウクレレでシェアNO.1のブランドです。
日本人が弾きやすいように、ネックの太さや丸みなど計算しつくされています。
弦高も初心者に最適な高さに設計されていて、初めて弾く方には特にオススメです。
弾きやすさにとことんこだわった逸品です。
レオラニ Leolani
ホノルルで設立されたメーカーです。
レオラニとは、ハワイ語で「天国の声」という意味だそうです。
手に入れやすい価格帯を目指して作られており、初心者には有り難い本場ハワイのメーカーです。
キラキラした高音と、深みのある低音のバランスが人気です。サウンドホールの周りのひまわりの花びらが特徴です。