こんにちは。海野真理です。
今日は「有名ではないけれど、ステキなピアノ曲特集」というお話です。
今年の3月に舞台でブラームスの
ピアノソナタ第3番の第1楽章を弾きました。
ブラームス ピアノソナタ第3番の第1楽章
出だしのかっこいい名曲、そしてピアニストなら
誰でも知っている超有名曲です。
実はこの曲は第5楽章まであるのです。
ピアノソナタで5楽章の曲はとても珍しい、
交響曲でもそんなにたくさんはないですね。
そしてその2楽章がとーーーっても素敵な曲なんです!
私は派手な1楽章や終楽章も好きですが、しっとりと、
そしてなんとも切ない2楽章が大好き!
ただ、あまりみなさんご存知でないのです。
ベートーベンの悲愴の第2楽章などは超有名ですが、
他にも名曲な2楽章はいっぱいあります。
ブラームス ピアノソナタ第3番第2楽章
ああ~、もっと知ってほしいなあ、と思う今日この頃です。
ということで、今日はたくさーん知らない曲!?
が出てきますよ、きっと!
さて、とはいってもすぐにポンポン出てこないのが現状です。
私は知ってるけど、皆さん知らない曲、というのが
なかなか難しい定義です。
隠れた名曲をご紹介
目次
ブラームス/主題と変奏(弦楽六重奏曲Op.18より)
この曲は弦楽六重奏曲の第2楽章をピアノ独奏用
にアレンジしたもので、変奏曲としてはもっとも
小さく例外的な作品。
この曲をピアノ曲として世に出す意志があったかは疑問で、
自分の気に入った曲を自分で弾くため、または
クララ・シューマンのために編曲したのではなかろうか、
と言われています。
言われてみればなるほど、という感じ。
でも本来ピアノを弾くということは、自分で楽しむためであり、
この作品はそういった意味でも聴いていて気持ちの良い曲です。
私も弾いてみたいな~と思っている一曲です。
ショパン/アルバムの一葉 ホ長調 遺作
一分半ほどの短い曲、ショパンのピアノ曲の中で
このような題名が付いた曲は珍しく、興味を持って聴きました。
シェレメティエフ伯爵夫人に献呈された曲で、
婦人のアルバムの中から献辞とともに見つかったため
このような名前が付けられたそうです。
小ノクターンとも呼べる曲で、とても落ち着く名曲だと思います。
ショパンのピアノ曲はほぼどれも有名で、
だれでも知っている曲から、音楽を勉強する者たちが
避けては通れない曲まで、知れ渡っています。
だからこそ、この私も知らなかったこの曲は
人知れず存在する名曲なのでは、と思いました。
シャブリエ/ブレー・ファンタスク
まずシャブリエという作曲家をご存知でしょうか?
フランスの作曲家で音楽を独学で学んだ彼は
ワーグナーの「トリスタンとイゾルテ」に深く感動し、
役人をやめて作曲に専念しました。
「10の絵画的小品」が有名ですが、この「ブレー・ファンタスク」も
シャブリエを代表する一曲。
フランスのオヴェルニュ地方で踊られた舞曲のリズムで
生き生きとした主題を持つ主要部と、きまぐれ(ファンタスク)な
楽想による中間部がコントラストを生み出している曲です。
ふむふむ、まさしくその通り!
とても小気味よい感じの曲です。
知らなかったですね~、この曲。
でもシャブリエの代表曲、と言われるくらいだから有名なのでしょうか?
(私が知らなかっただけ?)
本当にいい曲なので、ぜひ一度聴いてみられて下さい。
まとめ
私たちが一生かけて聴いたり弾いたりするクラシック曲は、
この世に存在するすべてのクラシック曲の一体何分の1なのでしょう。
膨大な数の名曲の中、本当に氷山の一角ほどの曲しか
弾くことが出来ないわけです。
そう思うと、知らない名曲たちはまだまだあるのでしょうね。
そんな一曲を発見する楽しさもまたいいですね!
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