こんにちは、海野真理です。
今回は「色々あるよ！世界と日本のピアノ」というお話です。
色々あるよ！世界と日本のピアノ
目次
５年に１回開催されるショパンコンクール
ただ今、ポーランドワルシャワでは５年に１回開催される
ショパンコンクールが開催されていて、連日熱い演奏を聴くことが出来ます。
ピアニストの登竜門と言っても良いこのコンクール、注目度もとても高く、ドキュメント番組などで、
演奏者だけでなく調律師の方やホストファミリー、国を挙げてのフェスティバル的な盛り上がりが紹介されたりしています。
ピアニストにとっては自分の将来もかかっている重要なコンクール、
もう十分に実力のある方ばかりですが、その中でも日頃のパフォーマンスができるように、
納得のいく演奏が出来るように練習に余念がありません。
そんな中、重要なのは使い慣れた楽器
そんな中でやはり重要なのは「ピアノ」、そう、楽器そのものです、
ピアニストは自分の楽器を演奏会場に持ち運びできるものではありません。
当たり前ですが、自分の使い慣れた楽器で演奏できないのはなかなかのハンデではないかと思います。
ヴァイオリニストや、管楽器、声楽に至っては自分自身が楽器ですから、いつもマイ楽器です。
今日はショパンコンクールとかけながらいろいろなピアノのメーカー種類のお話をしていきたいと思います。
ショパンコンクールでは、５台のピアノから演奏者が好きなピアノを選ぶことが出来ます。
舞台上に置いてある楽器を順番に試奏していき、これにします！と決めます。
その舞台上に乗っているピアノは…。
ヤマハ、カワイ、スタインウェイが２台、ファツィオリ。
４ブランド、５台のピアノです。
あと、昔はベーゼンドルファーとかあったような気がしますが、メーカー選びはどのように決定しているのか分からないです。
たった４台の中に日本のメーカーが２社も入っているのがすごいなーとも思いますし、
安定のスタインウェイ２台、凄いです。
そしてイタリアのブランド、ファツィオリは比較的新しいピアノですが、
とてもきらびやかな音がするそうで、コンテスタントに選ばれる回数も増えてきているそうです。
私は弾いたことも、間近で聴いたこともないのでとても残念…。
こういった名高いコンクールで楽器が取り上げられるというのは、本当に凄く名誉なことであり、
世界中に素晴らしさが発信されているということです。
各メーカ─さんもかなり意識されていると思いますね。
そして、ピアノはメーカーだけでなく、たくさんの方が弾かれたピアノとか、まだ新しいものとか、
ちょっとした調整が自分の好みのと合うとか、そういったメンテナンス的な要素もあります。
自分好みのピアノを見つけてみましょう
でも往々にして素晴らしいピアノというのは、弾き手の要求に応えてくれます。
繊細なピアニッシモとか、楽器がしっかり鳴ってくれる、ホールに負けない、コンチェルトでしたらフルオーケストラに負けないとか。
良いピアニストと良いピアノ、その融合、ハイブリット！？で感動し良い演奏は生まれるのですね。
私も自宅にスタインウェイが欲しいです～！
毎日の練習からあんなにいい音が聴こえる、求められるなんて、こんな幸せはないですね。
楽器店などで、ずら～～～っとピアノが並んでいるフロア、是非一度、端から順番にピアノ弾いてみられてください。
メーカーによって、ものによって全然違うと思います。
その中からお気に入りが見つかるととてもいいですし、このピアノはこんな感じ、これはこんな感じ、
と手ごたえで分かるようになるのも実はとても難しいことでとても重要なことです。
これが出来ればご自身の演奏に対しても、いろんな欲が出てきたり、正確な判断ができたりして、練習にも役に立つと思います。
グランドピアノって、憧れでありとても贅沢ですよね。
だからこそ、いろんな楽器をぜひ知っていただけると嬉しいです。
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