ピアノを弾く、というとあなたはどんな想像をしますか？
ピアニストのように指が高速で動く感じをイメージされる方も
多いのではないでしょうか。
そして、自分はあのように指が動くわけがない・・・と諦めてしまっていませんか？
ですが、どんな著名なピアニストも、最初は初心者だったわけです。
練習によって指が華麗に動くようになったのですね。
ですから、練習次第では指を動かすこともできるはず！！
ですが、ただただ速く弾く練習をしても、なかなか速く弾けるように
ならないことも多いです。
ぜひ今回は、初心者がグーンと上達できる練習方法を知っていただければと思います。
ピアノ初心者でもスピード上達する練習方法
目次
指が動かない原因を知って、練習すべし
ひとことで「指が動かない」と言っても、動かない原因は様々です。
全体的に動かしづらいのか、それとも特定の指だけが動かないのか。
はたまた、力がうまく伝わらなくて速く動かすとフニャフニャに
なってしまうのか。
あなたの原因はなんでしょうか。
まず、原因を探るために次の楽譜を弾いてみましょう。
（スペースの都合で右手だけ掲載していますが、左手もやってみましょう）
楽譜がわからない方のために、ちょっと弾いてみますね。
さて、あなたはどの音を弾きづらかったでしょうか。
全体的に指が重く、動かない・・・
全体的に指を動かしづらいという方は、おそらく力が入って
しまっていると思います。
こんな方にピッタリの練習方法があります。
最初にギューっと鍵盤を押して、フっと力を抜きます。
ゆっくり１音ずつそれをやってみましょう。
あら、不思議。
次に速く弾いてみると、面白いように指が軽くなっていませんか？
これは、力を抜く練習なんですね。
薬指と小指が動かしづらい、力が入らない。
楽譜で言うと、この辺りが動かしづらいという方。
薬指は小指は、普段、単体では使わないですよね。
なので、どうしてもこの２本の指は力が弱いのです。
ピアニストも、この２本の指を鍛えるだけの練習などされている
方もいらっしゃるようです。
ただ、英才教育でピアノを弾いているような方ならともかく、
大人になって急に薬指や小指だけを単独で動かせるようになる
というのはとてもむずかしいです。
ですから、手首の力をうまく使って、振り子の要領で音に力を
入れてあげると良いです。
こんな練習をします。
力を入れずに手首を振って、薬指と小指で弾いてみます。
どちらかというと、薬指と小指は突っ張る感じで大丈夫です。
つっかえ棒がトントンと鍵盤に当たる感じ。
他の指は少し丸くしますが、この２本についてはまっすぐ気味の
ほうが弾きやすいかもしれません。
音がヨロヨロしてしまう・・・
楽譜で言うと、特にこのあたりで音がよろけるという方。
これは、指の力が均一ではないので、弱い薬指、小指がフニャっと
なってしまい、音がヨロヨロになってしまうのですね。
こういう現象を、よく「指が転ぶ」といいます。
転んでしまう場合は、とにかく「ゆっくり練習」！！
これに限ります。
一つ一つの音を、同じ音量で弾けるように気を使いながら。
メトロノームを持っていらっしゃる方は、同じ速さで弾けるように。
そして、だんだん速くしてみます。
まとめ
ただ弾けば上手になるかというと、そうではないのですね。
効率よく練習すれば、どんなに歳を重ねていても、ピアノを楽しく
弾くことができるようになります！
さらに、美しい音色を奏でることもできるようになります。
諦めるのはまだ早い！！
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なので、初めての方でも自宅で３０日でピアノが弾けるようになるのですね！
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