こんにちは、海野真理です。
今日はまず一件のメールをご紹介したいと思います。
順調?でしょうか?
目次
こんなに弾いて、この程度ってありますか?
F様からのメール。
『こんにちは。いつも楽しいメールありがとうございます。
一つ質問があります。
8月1日から練習を始めまして現在名残雪の前半まで
弾けるようになりました。
割と順調?でしょうか?
ですが、現在時間がありますので 週6日平均して
4時間くらい練習しました。
こんなに弾いて、この程度ってありますか?
はっきり言って 弾いてるわたしも終わりの方は曲に
飽き飽きしてくるのです。
漏れ聞こえる家族は 私以上に苦痛なのではないかと思います。
だって 何回も同じところでつまずいて いい加減にしたら?
と思ってるかもしれません。
なのでこの頃は、半分くらいは消音で練習してます。
でも、消音で練習するのは指の強弱がわからず
あまりよくないのではないかと思うようになりました。
どうなんでしょうか?
ともかく 練習量に対してあまりにも進まない気がして
少しめげてます。皆さんはもっとスムーズなのではないでしょうか?
このまま、続ける気力がなくなってきたのですが
どうしましょう?
お時間がある時で良いですので なにか、
アドバイスいただけたら幸いです。長々とすみません。』
まず、このメールを拝見して、ものすごく上達が早いと思いました。
本来ならまだ1弾をなんとか弾けるくらいの時期に、もう
2弾の最後の曲の半分まで進んでいるので。
それもそのはず、この練習量はすごいです!
お時間がある、というお話ですが、やはりやる気と情熱が
ないとここまで出来ません。
きっとこの先も頑張ってくださると思いますので、
まずは「これは凄いこと、凄い頑張ってる!」
という状況をしっかり自分で褒めてあげてくださいね。
そして、これから先は難易度もあがります。
この今の自分の頑張りを力にしてもらえれば、
どんな曲でも頑張っていけると思います。
「練習時間」について
ただ、おっしゃっている「練習時間」について。
「こんなにやってるのに。」という気持ち、
ここに少し改善の余地があるかもしれません。
なので、今日は「練習したのに弾けない、やる気が無くなる」
というお話をしたいと思います。
私も経験がありますが、何時間も練習して、最後のあたりでは
弾けていて練習を終える。
そして次の日に弾くと、昨日の終わりの状態よりも
またすこし戻ってしまった時点での練習になる。
「あれ?昨日はできたのに。なんで?」
となって少しがっかりします。
でもまた練習していると弾けるようになる、
それも昨日より時間がかからずそこまで行ける。
これが練習なんだと思います。
まさに「3歩進んで2歩下がる」です。
しっかり1歩前進していますよね!
あとは練習の内容を一度検討してみましょう。
その曲が弾けるようになるためには、ある程度、
最低限これくらいは弾きこまないと、という
「練習時間」的なもの。
どこに弾けない原因があるのかを分析して、
徹底的にそこを克服していく「作業」的なもの。
作業といってしまうと少し味気ない気がしますが、
そこには葛藤や自分の性格などと向き合うことや、
できるようになった瞬間の何とも言えない
手ごたえなどがあります。
この作業的なものは、案外時間がかからずできることがあります。
逆に弾けない理由がわからず何時間も練習しても、
きっと同じ状態を繰り返すだけになってしまいます。
一度このあたりを見直してみてくださいね。
物事はなんでもそうですが、成果が表れると本当に嬉しい!
さらにやる気が生まれます。
特にピアノは美しい音がでる、聴こえるので最高にいい気分です。
これを体験し、さらなる時間的練習が苦にならないようになると、
ピアノを弾くのが誇らしくなります。
Fさん、きっとそこまでいける方だと思いますので、
今日のお話を参考にしてみて下さい。
そして同じような思いをお持ちのあなた、一緒に頑張りましょうね!
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