こんにちは、海野真理です。
今回は「ポップスで使われるクラシック曲」というお話です。
CMやドラマ、フッと耳にするBGMなどで「あ、この曲なんだっけ?」と
思うことがよくあります。
そしてどこかで聴いたことのあるアレンジ、
というのもとても多く、
その中でもクラシックの曲をポップス風にアレンジしたものや、
ピアノ曲を管楽器のアンサンブルに編曲したもの、などもあります。
よく聴くポップス 実はクラシックが元かもしれない!?
目次
クラシックがポップスになった名曲をご紹介
たとえば私のピアノ教本第1弾で使った「ジュピター」も
もともとは組曲「惑星」の中の一曲、木星のスローな美しい部分。
おもいっきりオケの曲です。
その超クラシックの曲を平原綾香さんが歌っていますし、
Sweet Boxはクラシック曲のカバーが多いです。
平原綾香/Jupiter
SWEETBOX/EVERYTHING’S GONNA BE ALRIGHT
今の季節、日本では当たり前のように演奏される
ベートーベンの交響曲第九番は
藤澤マサノリさんが「希望の歌」という題の曲を歌われています。
藤澤マサノリ/希望の歌~交響曲第九番~
しっかり歌詞がついて、曲はあの第九ですがリズミカルに編曲され、
ポップス色が強くなっています。
クラシックの良さとポップスの良さ、これがブレンドされたいい楽曲になっていますね。
クラシックが元になったポップスに名曲が多い理由
ポップスはクラシックにないリズム、表拍と裏拍のとりかたや強弱がちがったり、
またそれがとてもよい躍動感を生み出したりしています。
そしてクラシックのいいところ、これはやはり楽曲として完成されている、
美しいメロディーに伴奏、和音や和声の使い方、
バランスのいい楽器編成といった、
何百年も愛され演奏され続けた理由はそこにある、
という完成度だと思います。
これら二つが融合すると、とても私達の耳に入りやすいというか
なじみやすいものになり、
それだけでなく心にいつまでも残る名曲なのだと思います。
色々なジャンルの曲を聴くと新たな発見があるかも!
私はクラシックが大好きです。
感動し、涙が浮かび、そして生きる力をクラシックからいただいています。
でもポップスの軽快な感じも大好きです。
他にも音大を卒業し、技術も申し分なくクラシックではない分野で
活躍される方の曲もよく聴きます。
私が大学の頃に活躍された「Gクレフ」さん、今なら「TSUKEMEN」さんでしょうか、
そういったアンサンブルや東京スカパラダイスオーケストラさんもかっこいい!!
Gクレフ/五右衛門
TSUKEMEN/JONGARA
東京スカパラダイスオーケストラ/Paradise Has No Border
吹奏楽に夢中だった私には管楽器のかっこよさはしびれます!
きっと皆様にもお好きな音楽、ジャンルがおありで、
それぞれ自分の心が震えるものだと思います。
音楽とはそういうものです。
そして、クラシックはあまり聴かない、という方も
こうしてポップスに変化!?したクラシックを
とてもいい音楽、と思って聴いていただけるのはとても嬉しいです。
「へえ~、この曲クラシックだったんだ。
もともとはだれが作曲した何て曲?」
と興味をもっていただき、原曲をきいていただければこの上なく嬉しいです。
そして今度は実際に演奏してみたい、ピアノ弾けたらうれしいな、
バンド組んでこの曲のジャズバージョン演奏したいな、
というふうに音楽が広がってくれれば…。
最高です!!
聴いても最高、演奏しても最高、
そんな存在であってほしいですね、音楽♪
いろんなところに溢れている音楽、ぜひ耳に止めて楽しんで下さいね。
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