こんにちは、海野真理です。
今日は「ピアノを使わない指練習」というお話です。
ピアノの練習キラーイ!というお子様、いらっしゃいますよね。
「娘が練習しなくて…」
「孫が練習しているのを見たことがない!」
なんていうお声もたまに聞いたりします。
ピアノを使わない指練習
目次
ピアノに向かうだけが練習ではない
「ピアノって練習し始めると面白くなってどんどん弾くんだけどなあ。なんか、ピアノの前に座るまでが面倒なんよね。」
という、反論!?ともいえる声も聞いたことがあります。
でもこのお声、実は「わかる~~!!」という声ではないですか?
練習しなきゃ、練習しなきゃ、って思えば思うほど面倒になる。
そして練習しなかった日は罪悪感…みたいな。
気持ちは分かります、とっても良く分かります!
でもピアノに向かうだけが練習ではないのですよ。
頭の中でピアノを弾く
練習とは、結果弾けるようになるということが大切で、その過程というのはいろいろではないかと思います。
やみくもに指を動かすだけが練習ではないのです!
ダラダラ2時間よりは集中30分、のほうが良い時もありますね。
もちろん筋肉を育てるという要素からいうと、たくさん弾かなくてはいけない時もあります。
やった時間だけ成長することもありますね。
私がよくやるのは(というかやらざるを得ない状況になるというか)、頭の中でピアノを弾くこと。
これは演奏会が差し迫ってきた、暗譜が怪しい!という時に良くやります。
ピアノを弾いているように指も音も、もちろん強弱やスタッカートなども忠実に再現します。
その時に楽譜が写真を見ているかのように頭によみがえる、画像として浮かんでくるのが重要です。
そうすると自信のないところが必ず出てきます。
「あ、あの和音3つだっけ?2つだっけ?」
「ここは似たようなところがあったな。違いはなんの音だっけ?」
など、顕著に表れてきます。
後はそこを実際楽譜でチェック!
こうすると次に実際ピアノで弾く時に全然違うんです。
「あ、ここは昨夜思い出せなかったところだ。音にするとクリアになるなあ」
なんていうことを実感します。
私は大抵寝る前、ベッドに入ってからこんな事をするので(というか、焦りのあまり浮かんできます)
かえって寝られない、やばい!と恐怖に陥ったりしますが…。
あなたはあまり追い込まれないように(笑)頑張ってみてください。
指のトレーニング
これは指練習というよりもイメトレ、暗譜のための練習でしたが、実際に指練習となると、やはり一番いいのはキーボードをたたく事だと思います。
もしサブ的な練習としていつでもできるものとして挙げるとすれば、学生の時にずっとやっていた、左手を右手に近づける練習として「左利きになろう!」計画です。
何だそれ???というネーミングですが、右利きである私は日常から手を使う頻度が圧倒的に右が多い。
ドアノブや蛇口など、これも筋トレよね、ということがすべて右です。
これを務めて左でやってみる。案外良い練習です。
繊細な部分ではお箸とか字を書くとか。
たどたどしいのがだんだん上手になる、特に字はどんどんきれいになって行く様が楽しかったです。
他には微々たるもかもしれませんが、お指でグーパー。
グーパーは普通手のひらまでギュッとやって握りますね。
これを指だけでやります。
言葉での説明がむずかしいのですが(実際やると大したことはなく、すぐできます)指で丸を作って、それを反動でパンッと跳ね返すような感じです。
分かりますか???
「ずいずいずっころばし~」のような筒のような手を作ります。
そこからのパンッ!です。
指先に力が集まるので、掌とは違った指のトレーニングになるのでは、と思います。
ピアノにむかわないというのは、どんなシチュエーションでも出来ますね。
電車の中とか、眠くなりそうな授業中とか(机の下でやりましょう!)。
いろんなことを試す、そしていつもピアノのことを考える、練習嫌いにならない。
こういう意味でもピアノ弾く以外のトレーニングをぜひ取り入れて、無理のない練習をしてみましょう。
私も頑張ります!!
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