こんにちは、海野真理です。
今回は「大人が練習時間を確保するには?」というお話です。
大人が練習時間を確保するには?
目次
習い事には必ず必要な練習
子どもも大人も、こういった「習い事」には必ず必要な「練習」。
物事の上達には切っても切り離せません。
でもこれがなかなか難しいことなんです…。
もしかしたら上達より練習する、練習時間を確保することの方が大変かもしれません。
練習時間と上達は比例します。
たくさん練習すると、自分でもはっきりわかるくらい
メキメキ上手になっていくのを実感されると思います。
こうなると楽しい!俄然やる気になります。
でもお子さんはほかにも習い事があったり、塾があったり。
大人は仕事があり、家事育児がある。
なので、今回はやりたくても出来ない、練習時間はどうしたらいい?
ということに着目してお話したいと思います。
私が実際試したことのあるやり方
例えば
♪事前にブロッキングしておき、その時間は必ず練習するようにする
♪毎日〇時間など決めるとしんどいので1週間、〇時間など調整ができるような組み方をする。
♪今日はここまで、と無理のない練習内容を考える。
♪練習できなかったことにあまり罪悪感を持たない。
これらは私が実際試したことのあるやり方です。
その都度、状況によって違いがあるので、チョイスを
考えながらですが、このうちのどれかができたらいいかな、くらいの感じです。
例えば、どうしても弾けないメチャ早くて難しい
パッセージがある、これはもう体に覚え込ますしかないし、筋トレもしないと弾けない。
このような時はやはり毎日動かすことが有効なので、
三番目の「今日はここまで」という練習、その部分だけ、10分でいいから練習します。
あとは本番が目の前、やばい!となればもうなりふり構わず!?練習します。
ガツガツ弾きます。
本能がヤバいと言ってます。
これはこれでいい練習だと思います。(悪夢も見ますが…。)
ケースバイケースで練習法を選ぶといいですね。
練習できなくても罪悪感を持たない
そして皆さん、目がキラ─ンとされた項目が...。
一番最後の「罪悪感を持たない」というところ。
これは本当にそうなんです。
「あ~あ、今日もピアノ弾けなかった、弾かなかった。こんなんじゃ全然だめだ。」
この気持ちは真面目で頑張り屋さんなら一度はつぶやいたことのあるセリフだと思います。
もちろんこれで次の日に今日の分まで頑張れたなら問題ないです。
でもこれが3日続き、出張などで1週間続いたりすると、
こう思うことに疲れて負の気持ちばかりになる。
そしてピアノに向かった時に弾けなかったりすると
「ほら、下手になってるじゃん。練習できないからだ。」と、これまた負の気持ちを肯定しています。
これ、実はピアノをやめてしまう大きな原因になるんです。
私のお教室でも大人の方、特に真面目な方は
「もうこんな状態じゃあ海野先生に申し訳ない。」と辞められたり...。
「そんなことないです!全然だめじゃないし、申し訳なくもないですよお~!」
と言えば言うほどその方を追いこんでしまいます。
本当に残念なことです。
ですから、気楽なピアノもとても大切です。
こういうことも練習の中に一つ組み込んでいただきたいな、と思います。
実は小さい頃練習嫌いだったピアニストも案外たくさんいます。
ピアノレッスンから一週間後のつぎのレッスンまで、お稽古バッグから
一度も本を出さずにレッスンに行く、
当然先生にはバレバレ、なんていうおもしろエピソードもよく聞きます。
それでもピアノを弾くことは好きで、楽しくて、
こうなりたいという気持ちが強くなり、練習をどんどん頑張るようになる。
これは理想的な練習かもしれません。
練習自体を楽しめればもっと理想的ですね。
辞めてしまったらゼロです、これはもったいない!
ぜひいい意味でゆるっと頑張ってみましょう。
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