こんにちは、海野真理です。
今日は「良い耳を育てるために気を付けること」というお話です。
良い耳を育てるために気をつけること
目次
良い耳とは?
良い耳、具体的に良く分からないけど、なんだか音楽をやる上でとてもよさそう
必要なことのように感じる、という漠然としたイメージではないでしょうか。
では良い耳とは一体どのようなことを言うのでしょうか?
耳が良い、悪いというのは、音の聴き比べができることではないかと思います。
例えば絶対音感だったり、ピッチの微妙な誤差が分かるとか。
声楽や弦楽器の方でちょっとピッチが悪くて瞬時に直したり対応したりすると、先生から
「あら、あなた、とてもいい耳をしているわね」
なんて言われたりします。
(※ピッチ・・・ドレミは音名ですが、ピッチはもっと細かい僅かな調整を
指すことが多いです。半音よりももっと僅かな差などを指します。)
このように音程や音感が鋭い耳になるには、ある程度訓練も必要だと思います。
良い耳を育てるために気を付けること
訓練といっても、そのつもりでというよりは、赤ちゃんの頃から、もっと言えば
お腹の中からということもあるかもしれませんが、いつもいつも音楽を聴いている
環境にある、というように、受動的なことも大きいかと思います。
なので、親が音楽関係のこどもさんは、そのような環境にいることが多いので
のちに優れた音楽家になられる方が多いですね。
ただ、その環境も、きちんとしたもの?であることが重要であり、音階の
怪しい楽器で遊んで育っていたり、イヤフォンで大音量で聞くクセが
あったりすると、耳が悪くなるのではないかと思います。
絶対音感も、正しい音程の刷り込みのようなものが要素があると思いますので
間違ったものがインプットされるのはとても危険なことです。
ですが、先ほども言いましたように、「いい耳を作るんだ!」と意識して志を高く!?
している赤ちゃんはいないと思いますので、楽しくいい音楽に
触れ、歌い、遊び、リトミック要素なので踊ったり、いろんなことから耳が育つのでは、と思います。
他にも居る良い耳の方
あとは、具体的な音程などではなく、とてもきれいな音を感知できる耳
素敵な音楽で心地よくなれる耳というのも良い耳かもしれません。
これは日頃から良い音楽に触れているということが大きいと思います。
よく「耳が肥えている」という言い方をしたりしますが。
「僕は音楽は素人で何にも分からないし演奏もできない。
だけど耳だけは肥えているんだ。だから一流の演奏家の音はすぐにわかるんだよね。」
という方、いらしゃいますよね。
「耳が良い」というのはとてもいい褒め言葉だと思います。
言われたら何だか嬉しいし、頑張る気持ちになれます。
マラソンの金メダリスト、「Qちゃん」こと高橋尚子を育てたかの有名な小出監督。
監督はとにかく褒めて褒めて選手を育てるそうで、正直どこも褒めるところがない選手でも、
「きみ、いいアキレス腱してるねえ~」
とか、
「いいふくらはぎしてるよ!」
とか、どこでもいいから、どんな小さなことでもいいから良いところを見つけて褒めたそうです。
それが苦しまぎれ?!の言葉であったとしても、マラソンランナーとしてとても嬉しい言葉
まさに頑張るぞ!につながるりますよね。
いい方向へむかうために働きかけた言葉なのではないかと思います。
「耳が良い」もこのように音楽にポジティブになれる、素敵な言葉ではないかと思います。
大人になって磨かれる耳、それは心地よく毎日を過ごしていけるヒーリング効果もあり
ストレスフリーな人生を送っていける、とてもすばらしい宝物かもしれませんね。
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