こんにちは、海野真理です。
今日は「ピアニストのように右手と左手をバラバラに動かすには?」というお話です。
というのも、先日こんなメールをいただきました。
今日から、ベートーベンの第九を始めました。
全然、右手と左手が合いません
左手の動かない事にイライラします。
練習していけば、動くようになるのでしょうか?
不安です。
とても短いこのメールに、今の状況がとても良く分かり、
わたしも少し切なくなりました。
ピアノを弾く人なら必ずこの思いは経験されたことがあると思います。
右手と左手をバラバラに動かすには
目次
右手と左手が合わないのは初心者限定?
初心者だからこんな悩み?と思われるかもしれませんが、
プロでも同じような気持ちになります。
すっごい難しい曲を前に
私、この曲一生弾けないかも…。
いや、一生ってことはないかもしれないけど。
でも冷静に考えて、頑張って頑張ってどれくらいかかるだろう…。
と、途方に暮れること、あります!
最後の「不安です」の一言に、この気持ちを思い出しました。
でも、絶対に弾けるようになるんです。
不思議と(!?不思議ではないのですが…)。
これも経験済みなので、声を大にして言えます。
絶対弾けるようになりますよ!
練習をすれば経験値が増えていく
ではどうやったら?
ピアノを弾くにはある程度の音楽の知識と訓練、これは不可欠です。
知識とは音符の名前や伸ばす数、拍子の決まりやト音記号の読み方など。
これを知らないと楽譜を解読できない、ということです。
これは大人の方も、初心者の方もそんなに不安はないと思います。
そうなれば、あとは訓練、練習ですね。
練習とは、経験値を増やしていくようなものではないでしょうか。
1回弾いたメロディーと10回弾いたメロディー、
どっちが上手く弾けるかというと当然10回です。
経験によって次にくる音や指使いが分かるから準備も早く出来る、
メロディーも頭に入っている。
これは上手に弾くのにとても強い味方です。
経験と共に筋トレもしています。
動かすための筋肉の意識も必要ですし、使い方も分かってきます。
これは自転車に乗る練習と一緒で、動かす練習をしていくうちに
徐々に動くようになるものだと思います。
年をとるほど指は動かなくなるもの?
「そうはいっても年を取ると指がサッと動かないし、
楽譜を見てすぐに頭がはたらかないわ~。」
というお言葉も聞いたことがあります。
確かにそれはあることかな、と思います。
筋肉の柔軟性などは、やはり若い方は柔らかいと思います。
ですが、ピアノを弾く筋肉は、ものすごい鍛えないと
いけないものではないのでは、と思います。
例えばオリンピックの体操選手のような、特殊でものすごく
鍛えないと出来ない技、ではないですよね。
日常から手先は皆さん使われていますし、そういったところで
自然に鍛えられてはいるので、あとはそれをピアノ用に、
ピアノのための使い方にしていけばいいと思います。
きっととても真面目に考えてがんばっていらっしゃる方だと
思いますので、ここはいい意味で少し楽な気持ちで
ピアノに向かわれるのはどうでしょうか?
できるできる!と思うこと、これも上達に必要なことです。
そもそも右利きなら左手は不利。
最初から動きにくいんだ、と思って頑張ってみましょう。
本当に、いつかフッと動くようになってきますよ。
頑張って下さいね!
♪両手でピアノが弾けたらカッコいいな!
♪私もベートーベンの曲を弾いてみたいな!
★そんなあなたに朗報です!★
DVD付きで、見てすぐわかる!
海野先生のピアノレッスンがあなたの自宅に。
「楽譜が読めない」
「忙しくてレッスンに通えない!」
大丈夫です!
初心者でも一人で30日後には名曲が弾ける!!
さらに!有名な曲でテクニックまで身につける!!
海野先生の楽しいピアノレッスンを、あなたの自宅へお届けします。