ピアノ線はピアノの生命線!?

こんにちは、海野真理です。

今日は「ピアノ線はピアノの生命線!?」というお話です。

ピアニストである私、もっともっとピアノのことを知らなくては、と
いつも常々思うのですが、実際は知らないことばかり。

 
グランドピアノを覗いてみて、ピアノ線、アクション、ハンマー、
それについているフェルトや小さな小さなパーツたち。

いい音を追求している割には、この子たちの役割をわかっていない。

だめですね・・・。

 
ヴァイオリニストは当然ですがチューニングを自分でします。

弦が切れればその場でさっと取り換え、弓も金具をとって
バラーンとゆるめてみたり、駒を調正したり。

自分の楽器のメンテナンスは自分でできる、すごいなあ、と思います。

ピアニストは調律師さんという心強い味方がいらっしゃるので、
「もっと柔らかい音がいいな~」
「アイアイサー!」
ってな具合で、すぐ希望通りにしていただけます。

よし、もっとピアノのことを知ろう!と思い、
この張り巡らされているピアノ線に目がとまりました。

「ピアノ線って何から出来てる?
 どうして下の低い音はぐるぐる巻いてある?
 楽器に使うものと普通のものって同じ?違う?」

次から次へと疑問は出てきます。

調べてみました!

 

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ピアノソナタって曲名じゃないの?

こんにちは、海野真理です。

さて、今日は「音楽形式について~ピアノソナタって曲名?~」
というお話です。

クラシック音楽にはいろいろな曲があります。

ピアノ曲や交響曲、オペラのアリアやヴァイオリン曲…。

あげればきりがありません。

その曲には一つ一つ「題」がついています。

その中には明らかに「題名」であるというものと
そうではなさそうだけど、よく聞く「題名」があると思います。

例えば・・・

前者なら「チャイコフスキー作曲、白鳥の湖」とか
「シュトラウス作曲、美しき青きドナウ」とか。

後者は「ベートーベン作曲、交響曲第5番「運命」とか
「ピアノソナタ第1番」とか。

今日のお話は後者の「題名のような題名でないような」曲についてです。

 

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名曲!アメイジング・グレイス

こんにちは、海野真理です。

みなさんは「アメイジング・グレイス」という曲名をきいて
すぐに曲が浮かびますか?

おそらくほとんどの方が「Yes!」とお答えになるでしょう。

アメイジング・グレイスは色々なドラマや映画で使われているので、
ピンとこなかった方々も曲をお聴きになれば
「あ~~~!知ってる。」と言われるでしょう。

さて今日は、大人の生徒さんからも「弾いてみたいリクエスト」の高い
アメイジング・グレイスについてのお話です。

私はこの曲は「讃美歌」である、ということくらいしか
きちんと知らないことに気づきました。

そこで少し詳しく調べてみました。

 

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ピアノ楽譜をダウンロードしてみよう

こんにちは、海野真理です。

今回のテーマは「ピアノ楽譜をダウンロードしてみよう」というお話です。

あなたは、ピアノを弾こうと思う時、

「この曲弾きたい!」
「もう少し簡単なアレンジないかな。」

なんて思い、楽譜探しに奮闘したことありませんか?

 

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ピアノ練習にベストな方法ってある?

こんにちは、海野真理です。

今回のテーマは「ピアノ練習にベストな方法ってある?」
というお話です。

ピアノが弾けるようになるためには…。

今よりもっと上手になるためには…。

 
そう、練習ですね!

 
このデジタルの時代に、コツコツとアナログ的な努力をしないと
手に入らないもの、それはやはりこういった技術的なものでしょう。

ピアノだけに限らず、スポーツもそうでしょう。

あとは伝統工芸の職人さんだったり、その人にしか出来ない仕事、
こういった技術が一夜にして身に着くなんてことはありえません。

 
時々そうならいいのに、と心から思うこともありますが。

 

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ピアノ個人レッスンとグループの比較

こんにちは、海野真理です。

今回は「ピアノ個人レッスンとグループレッスンの比較」
というお話です。

ピアノ教室を選ばれる時、考えることはいろいろあると思います。

いい先生のお教室。

家から通うのに便利のいいこと。

お月謝のこと。

曜日や時間が合うこと。

 
その中に「個人レッスンにするかグループレッスンにするか」
という項目も必ず上がります。

 
いろいろイメージを持たれていると思いますが、それが正しいのか、
本当なのかは分かっているようで分かっていないかもしれません。

そこで、今まで保護者の方々から聞かれる声にお答えする形で、
個人とグループレッスンを考えてみたいと思います。

 

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楽々マスター!ヘ音記号の読み方

「ヘ音記号の読み方」というお話です。

皆様からのご質問やお悩みをの声を拝見していると、ヘ音記号に
苦手意識を持っていらっしゃる方が多いようです。

そもそもなんでヘ音記号、なんてものがあるの?

ト音記号に統一してくれたらとても楽なのに、なんて声も。

確かにドレミ…の読み方、位置が違うのは混乱しますね。

 

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ピアノ初心者の練習法~基礎編~

こんにちは、海野真理です。

今回のテーマは「ピアノ初心者の練習法」です。

練習法、これはピアノに限らず、何事も重要なポイントです。

亀田三兄弟のボクシングは、とてもユニークな練習法で小さいころから
トレーニングしてきた、というのは有名ですね。

そのトレーニング法がユニークなだけではなく、きちんと的を得た
正しいトレーニング法だったからこそ、結果として表れているのでは、
と思います。

特に最初の段階での練習や指導、
これはこの先々を考えてとてもとても重要!

ここで間違っていまうと、変なクセや形を覚えてしまい、
後で直すのにすごく無駄な時間と労力を使います。

今回は基礎の基礎、指の形や姿勢を作るところから
お話していこうと思います。

 

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ピアノコンクールという舞台

こんにちは、海野真理です。

今回は「コンクール」についてお話したいと思います。

今日本のどの地域でも、小さいものから国際的な大きなものまで
たくさんのコンクールがあります。

それどれのカラーがあり、課題曲あり、なし、時代別に分かれていたり
制限時間のあるものやそうでないもの、本当にさまざまです。

 

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ピアノ調律師はピアニストの相棒

こんにちは、海野真理です。

今回のテーマは「ピアニストの良き相棒、調律師」というお話です。

フランス映画祭2011に出展されていた映画に
同名のものがあるようです。

詳しくは分からないのですが、短編映画のようです。

少し前には「ピアノレッスン」という映画もあり、
私はサントラを買いました。

音楽に関する映画もたくさんありますね。

そして、このように映画としてもとりあげられている「調律師」、
知っているようで良く知らなかったりしますね。

最近は電子ピアノを愛用している方が多く、電子ピアノには
調律はいらないのですが、ピアノといえば調律(…言い過ぎ?)です。

子どもの頃、調律師さんがいらっしゃって、いつもは開けない
ピアノの蓋をあけ、真ん中の音から高い方へ、低い方へ、半音ずつ
上がったり下がったり、5度の和音を鳴らしたり、
そんな様をずーーっと見ている(聴いている)のが好きでした。

結構時間のかかる作業で、よく疲れないなあ~と思ったものでした。

調律師って一体何をしているのでしょう。

もちろん音を合わせているのですが、実際の作業は?

 

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