こんにちは、ピアノ講師の海野真理です。
あなたはお風邪などひかれていませんか。
最近、生徒さんでも風邪をひいたという方も多いです。
お体にはお気をつけ下さい。
さて、今日は初心者にとって大切な「楽譜の選び方」というお話です。
私たち演奏者にとって、楽譜は宝物です。
楽譜があるからこそ、素敵な曲と出会うことができ、
実際に音を出すことができるわけですから。
楽譜選びはそういった意味で、とても大切で、とても楽しい作業です。
クラシックの場合、作曲者や出版社によってこれがいい、あれがいい
ということがたくさんあります。
ヘンレー版、ウィーン原典版、ブージー&ホークス版、パデレフスキー版、
ブダペスト版・・・などなど。
こうして並べると呪文のようですね(笑)
クラシックは、版によって解釈が違ったり楽譜の雰囲気が違います。
直筆の楽譜により近いものであったり、細部にわたってその作曲家の
楽曲をよく研究された解釈であったり、はたまた版によっては
音が違っていたり、選ぶ側も知識を持っておかないとおけません。
一つの曲をお勉強するのに、それぞれ違う版の楽譜をいくつか
調べておきましょう。
発見あり、悩むことあり、これも楽しいことです。