30代女性からのご質問
Q.楽譜にはドレミの読み方を書いてもいいのでしょうか?
やはり楽譜を読めるようにするには書かない方が良いのでしょうか?
A.
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
今回は前回と少し関連のある「楽譜がよめるようになるための方法」
といったご質問です。
私は以前、楽譜は音符に慣れなくては読めるようにならないから、と
絶対にドレミを書かないでレッスンしていました。
そしてある時ハッと気がついたのです。
楽譜ってピアノが弾けるようになるために必要な要素ですが、
「楽譜が読めるようになるために、ピアノを勉強する」となると
本末転倒になるのでは?と。
それなら特に小さなお子様の場合、楽しさに重点を置き、少しでも
弾けるようになったという喜びを実感してもらうために
ドレミを書いても良いのではと思います。
最初はたくさん書いていても、そのうちどうしても苦手なところ、
いつも間違ってしまうところだけにしていき、そのうち書かなくても
大丈夫になるというのが良いかもしれません。
頑張っているのにいつまでも曲にならないのは、大人でも嫌ですよね。
「最初はドレミ付で練習して、後からドレミ無しで弾けるように
なっていくのが嬉しい」とおっしゃっていた大人の生徒さんも
いらっしゃいます。
そしてもう一つ、指番号でも同じようなことがありました。
4歳の女の子、ドレミを書いていない楽譜を見ながら
上手に弾いていました。
私は感心して、
「○○ちゃん、すごいね~~!よく楽譜みて音読んで弾けてるね。
じゃあ今度はここに書いてある指番号、消しちゃおう!
もう大丈夫だよね。」
と、いっぱい書いてあった指番号をごしごし消しちゃいました。
するとすると。。。。ぜ~んぜん弾けなくなってしまいました。
「。。。ん? ど、どうしちゃったのかな。」と焦る私。
そう、彼女は音符を全部番号に変換して弾いていたのです。
たとえばチューリップ。
「ソミミ、ファレレ、ドレミファソソソ」
↓ ↓ ↓
「533,422,1234555」といった風にです。
これはまた楽譜を読むというのと違う、困った!と考えました。
これから先、必ずしも「1はド、5はソ」ではなくなってきます。
その時に大変なことになるのでは、と焦りました。
こうしてみると、ドレミも指番号も補佐的なものであって、
音符に慣れるためにうまく利用していけたら良いですね。
何よりもまずは楽しんで弾く事で、ピアノも続けられますし、
焦らなくてもそのうち慣れて読めるようになります。
がんばってくださいね!
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