60代女性からのご質問
Q.楽譜でシに♯が付いているのですが、シに黒い鍵盤はありませんよね?
同様にミの♯も無いです。これはどういうことですか?
なぜわざわざこんな書き方なんですか?
A.
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
さて、今回はなかなか難しいですが、「そうだそうだ!」と
パソコンの前で頷いている方々も多そうな質問ですね。
この質問にお答するにはどうしてもさけて通れないお話「調」について
ご説明しなくてはいけません。
一番わかりやすい調でお話しようと思います。
「ハ長調」
♯も♭もつかない白鍵だけの調です。
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
これが「嬰ハ長調」という調になると
ド♯・レ♯・ミ♯・ファ♯・ソ♯・ラ♯・シ♯・ド♯
という音階になります。
ここで注目は「ミ♯」「シ♯」
実際に鍵盤で音を出してみてください。
ド♯(黒鍵)・レ♯(黒鍵)・ミ♯(白鍵)・ファ♯(黒鍵)・
ソ♯(黒鍵)・ラ♯(黒鍵)・シ♯(白鍵)・ド♯(黒鍵)
となります。
ミ♯、シ♯は実際白い鍵盤で耳には「ファ」と「ド」に聴こえますが、
だからといって
ド♯・レ♯・ファ・ファ♯・ソ♯・ラ♯・ド・ド♯
とは言いません。
このように調性から実際弾く鍵盤、耳に聞こえる音と楽譜に表す音が
難しくなってしまうことがあります。
くわしくお勉強するとだんだんわかってきますが
最初はなんだか気持悪い感じがしますね。
最初は耳には「ファ・ファ♯」ときこえても頭でしっかりと
「ミ♯・ファ♯」と思って、時々は口に出しながら弾いたりしながら
慣れていくといいと思います。
とてもいい質問、ありがとうございました♪
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