50代男性からのご質問
Q.アルペジオが苦手なのですが、良い方法はありますか?
A.
こんにちは、ご質問ありがとうございます。
アルペジオ、という言葉をご存じ、凄いです!
ふつうなら「アルペジオ?スケール??カデンツ???」
となりますよ。
良くお勉強されているのですね!
アルペジオを上手に弾くコツ、それはアルペジオの性質を
まず知りましょう。
アルペジオとは、三度の和音を分散して弾く音階です。
たとえば「ドミソ」の3和音。
和音ならジャン!と一度に押さえて音を出します。
これを「ドミソ~」とバラバラに弾くことがアルペジオです。
そしてアルペジオはただドミソ~では終わらない!
大抵、ドミソドミソドミソドミソドソミドソミドソミ
ドソミドソミド~、と上がって下がっていきます。
ですからまず分散和音の鍵盤を飛ばしながら弾くことを
しっかりやる、ドレミのようにお隣ではないということです。
そしてそれが4回くらい、はしごをかけて上がっていく感じなので、
指をくぐったりまたいだり、つぎはぎ?のようにしていかないと、
絶対に広範囲に及ぶアルペジオは弾けません。
この二つが特徴であり、コツであると思います。
ゆっくり弾いて、幅を指で覚えること、指を返すタイミング、
返しやすい指使いや打鍵の位置。
これらは手の大きさなどで個人差もでてくるものなので、
しっかりと自分でつかんでいきましょう。
そして最大のポイントは
「脱力」
出ました!脱力。
何においてもポイントとなる脱力です。
力が入っては絶対にやりにくいし、ミスはするし、
いいことはありません。
らく~~に弾けるように、最も難しいこととは知っていますが…。
でも、らく~~~に!
アルペジオ、綺麗に弾けると左手の伴奏などがスムーズになりますし、
上級者のような美しいピアノが弾ける一つの要素だと思います。
是非とも頑張ってみてくださいね♪
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