50代男性からのご質問
Q.歌いながら弾くと、歌に伴奏がつられたり、
逆に伴奏に歌がつられたりします。
歌いながら弾くときは、バラバラに練習したほうがいいのですか?
それとも歌いながら練習したほうがいいのでしょうか?
A.
こんにちは、ご質問ありがとうございます。
歌いながら弾く、いわゆる「弾き語り」ですね。
これはとても高度な技です!
まず、歌に伴奏がつられる、伴奏に歌がつられる、
同時進行しているのでどちらかに合わそうとするあまり
つられることはよくあることですね。
たとえば合唱などでも、ソプラノとアルトがハモる場合、
メロディーのソプラノにアルトがつられます。
アルトの方は、自分がつられていた自覚もなく、
気が付けば「あら、メロディーを歌ってたわ。」
状態なんてこともありますね。
結局は、得意なほうにつられる、もしくはなじみの深い?ほうに
つられる、ということかもしれません。
ピアノの弾き語りの場合を考えると、
声楽の方が弾き語る?と歌のほうに伴奏がつられる。
ピアノの方が弾き語る?と伴奏のほうに歌がつられる。
もしくはつられるのではなく、完全に手が止まったり、
歌えなくなったり、停止状態になるかもしれません。
理想はどちらも同じ力、実力があるということでしょうか。
なかなか難しいですね~~!
なので、おっしゃるとおりバラバラ練習はいいと思います。
ですが、最終的には二つのことを同時に、ということは
避けて通れません(当たり前!?)ので、一緒に練習します。
基本的にそれぞれがきちんとできていれば、合わせよう、
とか拍を考えて、とか思わなくても結果そろいます。
それよりもできなくて、片方に気を取られることのほうが
しんどくなってくると思います。
弾き語りはきっと楽しむため、という要素が大きいと思います。
ですから、練習もどうぞ楽しんで、深刻になりすぎず
頑張っていきましょう!
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