50代女性Yさんからのご質問
Q.タイが出てくると混乱します。良い練習方はありませんか?
A.
こんにちは。お悩みありがとうございます。
タイについて、ですが、これもよくお聞きするお悩みです。
タイとは『その2つの音をつなげて弾く』という意味です。
実際楽譜を見ると、同じ音、たとえばドとドが書いてあり、その上に
ゆるやかな線で結んでありますね。
その形はスラーとそっくりなので、タイということを
しっかり認識しましょう。
スラーとタイの違いは、タイは『手をつなぐ相手が一人しかいない』
ということ。ですから、必ず同じ音と結んであります。
それに対し、スラーはフレーズまで何個もの音をつないでいます。
この違いは少しの注意で発見できると思います。
あとは、つないだ音の存在をしっかり心で感じ、歌いながらも
実際には「弾かない。」
・・・いいですか?実際には「弾かない」のです。
音符に対して反応してしまう私たち、ついつい弾いてしまい
「そこはタイですよ。」と先生から言われ、ハッとする。
このパターンが多いのではないでしょうか。
タイも、ある意味慣れのところがありますね。
一目で見切れるようになると思います。
『つないだ音の存在を心で感じ、心で弾く。』
これに注意して、頑張ってみてください。
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