20代男性からのご質問
Q.3ページ以上の長い曲を弾くとき、どうしても演奏中にページを
めくらなければなりません。そうすると今度は、演奏が止まって
しまいます。どうすれば良いでしょうか。
また海野先生やプロの方はどうしていますか。
A.
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
ページめくりについてのご質問、ありそうでなかったですね。
ピアノという楽器は両手を使います。
たとえ伸ばす音であっても常に両手で音を出していますから、
ページをめくるためにはどうしても音が中断してしまいますね。
見開き1ページの曲だと正直嬉しい!
ページのことを気にしなくていいですから。
ページめくりの方法として考えることは3つ。
1.何とかめくらなくていいように楽譜を工夫する。
2.音楽になるべく影響しないようにめくる。
3.譜めくりの方をお願いする。
3は本番の場合であって、練習においては現実的ではないですね。
1の工夫するというのは、例えば3ページくらいの曲であれば、
コピーして張り付けたりしますが、これもページ数が増えれば
難しくなります。
実際にピアノの譜面台に一度に開けるページ数は4ページくらい。
5ページになるとペローンとなってしまい難しいです。
でもページをめくるという作業がないのが一番いいですよね。
音楽的にも邪魔しないし、何せ演奏に集中できる。
私はこのやり方でうまくいきそうならなるべくこうします。
それでも無理な場合、このパターンが圧倒的に多いのですが、
右手か左手か、さっとめくる一瞬をどこで取れるか考えます。
絶対に必要な音がある場合は無理、それなら白玉、二分音符や
全音符がないか、そこでめくりが可能か、ペダルで少し音を
残しておけるならそこでめくるか。
こうした音楽を止めてしまわない方法を考えます。
そしてそのうち暗譜して舞台に立つわけですから、本番では
大丈夫になります。
伴奏の場合など、どうしてもページの終わりでめくれないなら、
ページの真ん中あたりでもめくってしまい、何とかコピーした
ページを重ねたりして頑張ります。
でも自分で「ここはこうなってこの小節にに飛ぶ。」と分かって
いないとびっくりしたり、分からなくなってかえって焦ります。
こうならないように気を付けましょう。
オーケストラの楽譜などは、譜めくりしやすいように長い休みが
ページの最後にくるよう書かれていたりしますが、ピアノは演奏が
始まったら長い休みなんてありませんね!
この楽譜の工夫も、ピアノを続けていくうちに上手になってきます。
そして楽譜と向かい合っていろいろ考えるもの楽しいかも
しれませんね。
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