50代女性からのご質問
Q.右手の楽譜は少しずつ読めるようになってきたんですが、
左手の楽譜が難しいです。読めるようになるコツってありますか?
A.
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
ピアノという楽器は両手が別の動きをする、大変な楽器ですね。
管楽器も弦楽器も違うことはしますが、こんなに似ているのに
違う動きというのはある意味大変です。
利き腕とそうでない腕との共同作業を考えると難しい楽器です。
そして楽譜もそうです。
2つの楽譜が同時進行しているのに、記号が違う、ドレミの読み方が違う。
3つ4つの異なることを同時に理解し、運動神経も使い指を動かす、
瞬時に読んで弾くためには反射神経的要素も必要とする。
もうこれはサーカス並み!?すごいですね!
左手の楽譜が難しい、慣れたト音記号でなくヘ音記号ですね。
これはたくさん弾いて、楽譜を読んで慣れるしかない、という世界です。
みなさんどうしてヘ音記号が苦手なのでしょうか?
そもそも小学校の音楽授業はト音記号で歌ったり、リコーダーをふいたり、
鍵盤ハーモニカを吹いたりします。
ヘ音記号を使うのは、ピアノを習っているお子さん、チューバ、
チェロやコントラバスといった低音楽器を吹いたり弾いたりしている
吹奏楽やオケの方。
こういったある意味特別なことをされている方しか
ヘ音記号を読む機会が少ないからです。
その方々も最初は読みにくかったはず、それが慣れてくるにしたがって
ふつうに入ってくるのです。
語学留学された方のお話ですと、半年もすれば夢も英語になるらしいです。
楽譜も同じ、ヘ音記号と思えばそのようにしか見えなくなるドレミが
自然のその位置になってきます。
両手で合わすのにト音とヘ音がごっちゃになる、という苦労も
あると思いますが、とりあえず左手楽譜を読むコツ、ということでしたら、
ヘ音記号の楽譜ばっかり弾くとか眺めるとか、あとは写譜するなんてのも
いいですね。
みんなそうなのです、ヘ音記号は弾きにくいし間違えやすい。
だからこれが当たり前、と思いながら取り組むこと、苦手意識や
自己嫌悪をなくすこと。
手数をたくさん出して時間を費やすこと、でも辛くならないよう楽しく!
頑張りましょうね。
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