海野先生のピアノ講座|何とかヘルツって何を指しているんですか? 

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50代男性からのご質問
Q.よくピアノの調律などで、何とかヘルツという言葉を
  耳にするのですが、これは何でしょうか?

 

A.

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
今年もたくさん音楽を楽しんで下さいね!

さて、今回は音楽用語、といってもいいほど良く聴きます
ヘルツ」についてです。

もともヘルツというのは周波数の単位です。

ですからラジオのチューニングでもヘルツという言葉はでてきますね。

ヘルツはレントゲンさんと同じく、ドイツの物理学者
ハインリヒ・ヘルツからきているそうです。

音楽ではピッチを合わせるチューニングの時に440ヘルツ、
という数字がでてきます。

オーケストラが演奏を始める前に、オーボエの「ラ」の音で
すべての楽器が同じピッチに音を合わせている様子、
一度は見られたことがあると思います。

あれは1秒に440回振動している音にみんな合わせましょう、
ということなのです。

たくさんの楽器、リード楽器や金管、弦楽器、音の出し方や音色など
さまざまなものを、すべて440ヘルツという、きっちりきめられた
条件に合わすことが、合奏ではとても重要です。

そして440ヘルツ、というのは必ずしもきめられた数字ではなく、
どちらかというと最近では少し高め、442ヘルツくらいが多いですね。

でも基本的には440です。

そしてヘルツというのは、数値があがっていくと当然音は
高くなっていきます。

なので、単純に考えると440がラの音、これが880ヘルツに
なると倍ですから1オクターブ高いラの音になるわけです。

こうすると音楽ってどこか数学的、というが物理的、というか。
私の苦手とする理数系と深くかかわっているのですね~。

そういえば遥か昔は、もともと数学者が音楽を奏でていたとか…。

納得です。

ですからヘルツも極めていけばもっと詳しい説明になると思いますが、
音楽の基本としての説明としてはこのような感じです。

いかがでしょうか?

難しくならないようお話しましたが、ヘルツはわりと
日常になにげなく存在したりします。

合唱だって同じパートを歌っているお隣の人と微妙に音が
そろわない時などは、きっとお二人のピッチがあっていない、
ヘルツにするとすこし数字が合わない、
なんてことではないかと思います。

ふむふむ、なーるほど、と思っていただけたら嬉しいです。

気持ち良いハーモニーは気持ち良いピッチから!?

素敵な音楽が楽しめますように♪
※ピッチ・・・音の高低を指します。
同じドの音でも440ヘルツと442ヘルツでは微妙に
合っていないため「ピッチが合っていない」と言います。


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