間違えずに弾けるようになったら合格?

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こんにちは、海野真理です。

毎日頑張ってピアノに向かわれているあなた、
少しずつ成果があらわれて弾けるようになる楽しみを
しっかり味わっていらっしゃいますか?

弾けるようになるまでのいろんな葛藤、
あれ?ここは何で弾けないのかな?
どうしたらいいか分からない?などなど、
これらを潜り抜けて、やっと自分でも楽しくなってきた!
を実感されていると思います。

さて、真面目にピアノに取り組んでいると、目標や理想も高くなる、
果たしてどこまでたどり着けるか、いつたどり着けるか、
もしかしてもうたどり着いているか。

訳が分からなくなることもあると思います。

そこで今日は「間違えずに弾けるようになったら合格?」
というお話です。
 

間違えずに弾けるようになったら合格?

目次

  1. 音楽のゴール
  2. 一番分かり安い目安
  3. 人それぞれのゴール

音楽のゴール

音楽のゴール、これは本当に難しい!

ゴールはあってないようなもの、
いえいえ、ゴールなんてない!

いろんなお考えがありますね。

お教室に通っていると、先生から丸をいただく、
「はい、良く弾けました!次の曲に行きましょう。」
と言われたら完成、ゴールかな、という、
とても分かりやすい目安があります。

でも一人で頑張っていると、そこを決めるのも自分になってきます。

「これくらいで合格、って言っていいのかな?」
という気持ちになりますね。
 

一番分かり安い目安

一番分かり安い目安は

「間違えずに弾けるようになった」こと、

「テンポを上げて弾いても止まらなくなった」こと、

「弾いていて余裕を感じられるようになった」こと、

「人前でこれなら弾いても大丈夫と思えるようになった」こと。

こういったことではないかと思います。

はい、これらはすべて大正解です!

まず、ここまで来ないと確かに完成とはいえないかもしれませんね。
 

ただ、逆に言うと、これが出来れば音楽として完成なのか、
ばっちりなのか、というと…。

それは演奏を聴かないことには何とも言えませんが、
機械的な、何だかワクワク感のない演奏に仕上げてしまう
というのも、少し違うかなあと思います。

間違っても、途中で止まっても、聴いていてほんわかする演奏がいいな
と私は思います。
 

人それぞれのゴール

もちろん、人それぞれのゴールでいいんです。

「私は一音でも間違えたくない!」の方は、
そこを目指してもいいと思います。

何となく心配なのは、真面目な日本人の気質からして、
もうすでにとても素晴らしいのに、「まだダメな気がする。」
と思ってしまっている方が多いのでは、ということです。

それはとても残念ですし、一番良くないことに、
頑張ることがストレスになってしまいます。

「趣味がストレス」

という言葉を聞いたことがあります。

まさにそれですね。

もちろん突き詰めることもいいこと、達成感はハンパないです。

ですが「いつまでやったらいい?もうしんどい」と思う方は、
さらりと楽しんで次の曲へ進むことをオススメします!

先に進んで上達すれば、今まで弾けなかったところが
ストンと弾けたりすることもあると思います。

適度に合格点を与えて先に進もう!
それは悪いことでもさぼっていることでもありません。
 

ですので私が考える合格点は

「心が気持ちよくその曲を弾けるようになること」

これが素敵です!
 

ミスタッチ、気にしない!

テンポ、自分の一番いいように!

この気持ちで頑張ってみて下さいね♪
 

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