ピアノ弾いた曲を忘れてしまう|これまでに弾いた曲を忘れないためには?

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こんにちは、海野真理です。

今回は「これまでに弾いた曲忘れないためには?」というお話です。
 

これまでに弾いた曲を忘れないためには?

目次

  1. 過去に弾いた曲を忘れてしまう
  2. 忘れてしまうのは仕方がないこと?
  3. どうすれば忘れずに、身に付けられるのか

 

過去に弾いた曲を忘れてしまう

これ!本当にそう思いますよね!

「そう、そうなのよお~~。」と思われている方、多いのではと思います。

そして私もその中の一人です~~!

練習してレッスンしていただいて、舞台で弾いて、あんなに仕上がっていたのに

ちょっと弾かなかったらもう音符すら怪しい。

なんだかちょっと悲しい…。

あの努力は何だったのか。

またあれだけの練習をしなくてはいけないのか。

ガッカリ要素がいっぱいです。
 

でも、結論から言ってしまえば「そんなもの」なんです。

言葉が少し悪いかもしれませんが、それが人間なのです。

だから当然のことであり、何も落ち込むことはないのです。
 

忘れてしまうのは仕方がないこと?

ちょっと考えてみましょう。

あれだけ頑張って覚えた難しい数学の公式、
化学の10のマイナス何乗とかいう、
訳の分からない世界、歴史の年号も、百人一首も、
あんなに覚えたのに、今思い出せるものは一体いくつあるでしょう。

そもそも人間は忘れるようになっているのです。

それは脳の防衛本能、と聞いたことがあります。

何を防衛するのか、詳しいことは覚えてないのですが(すみません!)

きっと全部覚えていると大変なのでしょう(笑)。

実際、辛いことなんかは忘れられた方がいいですよね。
 

ピアノの記憶は、もちろん覚えていてほしい
ことではありますが、そういうことになっているのなら致し方ありません。

ただ、筋肉の記憶というのはそう簡単に忘れるものではないようです。

なので、少し練習しているうちに、指が、筋肉が、自然と思い出して動いてくれます。

昔、記憶をなくしたバレエダンサーが
白鳥の湖の音楽が流れたとたん、手足が自然と動いてオデットの振り付けをしっかり踊った

というのを聞いたことがあります。

まさにそれだと思います。
 

どうすれば忘れずに、身に付けられるのか

ではどのくらい過去に弾けていたら思い出すのでしょうか。
 

それは個人差もあると思いますが、一度暗譜
弾けているものなら割とスムーズ弾けるのではと思います。

あとは、その曲を長い期間弾いていたものなどは、記憶も濃いですよね。
 

この曲はいつでも弾けていたいなあ、何か弾いて、と言われたときにいつでも
スッと弾ける一曲にしたいなあ、ということであれば、やはり
少し間隔をあけていても、頻繁に弾いてみるのがいいと思います。

忘れかけては思いだす、の繰り返しのような感じですね。
 

どのくらいの頻度で思い返して弾いていくか、これも個人差ですが

私は一カ月くらいなら、期間が開いても
大丈夫なのでは、と思います。

3か月くらいになると
ちょっとずつ怪しくなる気がします。
 

せっかく弾けるようになってレパートリー
増えたのに、忘れちゃうなんて悲しい

そんな時は大丈夫大丈夫!
という軽い気持ちを持って、また掘り返してみましょう。

あれ?案外弾けるじゃん!となれば
もう一度達成感を感じられて嬉しさ2倍、です。
 

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