上達するということ

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こんにちは、ピアノ講師の海野真理です。

今回は「上達するということ」というお話です。

きっと「ピアノがうまくなりたい!」
というお気持ちを持っていらっしゃると思います。

ピアノだけでなく、仕事でのパソコンのスキルアップや、料理が上手に
なりたいなど、物事に携わる上で、上達ということは私たちの切なる願いです。

しかし、この『上達』というもの、これがとても難しいのです。

というのも、『上達』というもの自体がはっきりしないものだったり
するからです。

 
では『上達』とは何なのでしょう??

 

ピアノを上達したいけど、どんな目標を立てるといい?

目次

  1. ピアノの上達の基準とは一体?
  2. ピアノ上達の判断基準はどうすればいい?
  3. 上達ばかりを気にしすぎてはダメ?

 

ピアノの上達の基準とは一体?

まず「技術的進歩」と「音楽的進歩」という二つの点から考えてみます。

 
♪技術的進歩は

 ・スケールやアルペジオなどがきちんと弾けるようになった。

 ・以前より早いテンポで指が動くようになった。

 ・タッチがしっかりして、いい音がだせるようになった。

 ・脱力ができるようになり、和音がしっかり掴めるようになった。
 

 他にもありますが、大よそこのような感じだと思います。

 

 
♪音楽的進歩は

 ・表情豊かに弾けるようになった。

 ・その曲や作曲者の思いや時代背景などを考えて、曲作りが
  出来るようになった。

 ・何より自分自信の感性を磨いて、音楽に反映できるようになった。

 などなど。

 
どれも難しいのです。

特に音楽的進歩に関しては、アバウトな点が多いですよね。
これは生涯において目標にしていきたいことだったりしますね。

 

ピアノ上達の判断基準はどうすればいい?

上達とは自分で判断することと、先生の判断は違うでしょうし、
コンクールに挑戦した時の結果で判断できる場合など、本当に様々です。

「こんなによく弾けたのに、何で!?」と思うこともあり、
「いっぱいミスしたけど、すごくよく表現できた!」ということもあり。

それを『上達』というものさしで計ることは難しいですし、
ある意味ナンセンスなことかもしれません。

私自身、大曲を前にして、
「うん、だいぶ弾けるようになった。少しずつ良くなってる。」
と思うときは、気持ちよく弾けるようになった時、表現がしっくりきて、
満足できた時かなあ、と思います。

確かに技術の上達によって、音楽の幅は広がり、出来ることも
増えていきます。

しかしそれは、本来の『楽しむ』という目的にとっても
大変重要なことです。

そもそも、それが目的ですよね。

 

上達ばかりを気にしすぎてはダメ?

人と比較をしたり、目標を高く置くことも大切なことかもしれません。

でも、あなたがその事にがんじがらめになり楽しめないなら・・・。

例え上達したとしても、それは本当に素敵なことでしょうか?

 
何より大切なことは

「あなた自身が満足できること」

 
自分なりに「頑張った!」と思えることで、よりピアノを弾くことも
楽しくなってくるのだと思います。

楽しく弾くから、素敵な演奏もできるのだと思います。

その事が、自然とあなたの上達にも繋がっているのだと思いますよ。
 

あなたも、これを目標に頑張ってみてくださいね。

 


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