こんにちは、海野真理です。
突然ですが。
あなたは普段何気なくやっていることで「すごーーい!!」と
他の人からびっくりされたり尊敬されたり
することはありますか?
例えば
とても体が柔らかくて、180度開脚ができる。
とか。
けん玉が得意で、素晴らしい技を披露することができる。
とか。
その人にとっては、そんなに凄いと思っていなくて、
出来ることはむしろ当たり前くらいのことでも、
出来ない人達からすれば「神!」とよばれたり
することってあります。
右手と左手がつい一緒になってしまう問題
目次
毎日の積み重ね
私はピアニストなので、ピアノを弾くということは
日常のこと(ごはんとか、歯磨きとか)と同じ、
左右の手が違う動きを同時に行うことはそんなに
凄いことではありません。
でも、毎日一生懸命練習しても上手くいかない、
という方からみれば、なんと羨ましいこと!
となるようです。
けん玉にしても、きっと一日何時間もけん玉を握って
お膝屈伸しながら練習したはずですし、柔軟だって
もともと柔らかい体の持ち主であっても、
やはり毎日の積み重ねだと思います。
右手左手が当たり前のようにバラバラに動くのも、
やはり訓練、練習です。
今日はその練習方法を考えてみたいと思います。
まず第一歩
まず第一歩としては、右手と左手がそれぞれ
動かないといけませんね。
そう、まずそこから!
ピアノをやっている人なら知らない人はいない「ハノン」、
10本の指をバラバラと独立して動くようにするための
訓練として、やはりこの本は欠かせないのではと思います。
そしてハノンは音楽用語でいうと「ユニゾン」といわれる、
左右同じ音を弾いています。
ドミファソラソファミ、と右が弾けば左もその通りに、
同時に弾きます。
なので、右手と左手が一緒に動いてしまう問題、というか、
動いて正解!な教本です。
でもドミファソラソファミ、は右手だと
1.2.3.4.5.4.3.2.という指使い、
それに対して左手は逆の指、5.4.3.2.1.2.3.4、
と動いていくので、もしかしたらバラバラに動いていると
感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですのでハノンは同じに見えても、それぞれの独立、
バラバラな動き、の練習でもあると思います。
私のピアノ教本をお持ちの方は「指をスラスラ動かす練習曲集」
という曲集をお持ちだと思います。
その中には、実はハノンの曲が1つ入ってるんですよ!
14ページに「指を均等に動かす練習」というのがあります。
ハノンより、と書いています。
これが、その曲なので毎日練習を始める前に少し弾いて
みられると良いと思います!
「力まないこと」
さあ、では次の段階。
指は動くのにどうしてもどちらかについて行ってしまう、
このような場合ですね。
そういう時は大抵どちらか、もしくは両方にすごく力が
入っている場合が多いです。
弾けないから、弾かなきゃと思うから力む、そうすると
関節はロックされた状態になるので自由がきかない。
そうなると揃ってしまうんです。
揃えて弾くほうが、バラバラ弾くより簡単ですよね、
だからそちら寄りになってしまいます。
ですのでリラックスすること、ニュートラル状態にして
どちらにも動けるようにすることが大切です。
そしてこれもリラックスとつながるかもしれませんが、歌うこと。
実際にフンフンと歌うことでもいいのですが、
メロディーラインがはっきりわかる、歌えると
伴奏も楽になります。
100%のうち20%くらいでメロディーが弾ければ、
難しく弾き難いと思う左手に80%神経を
使うことができます。
どちらかを楽にしてあげることもいいかもしれません。
もちろんメロディーが難しい時には逆の考え方にするといいですね。
その曲によってアプローチの仕方は違いますが、
共通するのは「力まないこと」。
力むって、しんどいし弾けないし、何一ついいことがないのです。
悲しいことに。
音楽である、いい音が出ている、奏でているということを
頭に置いて、耳も使って、気持ちもリラックスして
練習していけば、とてもいい効果が生まれると思います。
技術にばかり気持ちが行ってしまいますが、
大切なのはやはり音楽なんです。
楽しみながら頑張ってくださいね!
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