平和の祈りをピアノとともに

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こんにちは、海野真理です。

いよいよい今年も残り一か月です。

街にはクリスマスのイルミネーションが点灯しはじめ、パリはこれから
ノエルにむけてのとても素敵な季節を迎えるところでした。

今回の「平和の祈りをピアノとともに」というお話、

これはパリの同時多発テロ、シリア情勢、すべてを含めて
「平和と音楽」について考えたいと思います。

こんなニュースを見つけました。

 

平和と音楽

目次

  1. パリ同時多発テロの現場前でピアニストが「イマジン」を演奏
  2. 「イマジン」に込められた思い
  3. まとめ

 

パリ同時多発テロの現場前でピアニストが「イマジン」を演奏

引用元 http://news.livedoor.com/article/detail/10844170/

パリ中心部、最も多くの犠牲者を出したバタクラン劇場前に、
一台の簡易ピアノを引いた自転車がやってきました。

警察の規制線が敷かれたその横にピアノを降ろすと、男性は
誰もが知るあの“平和”を象徴する曲を演奏しました。

一人またひとりと、彼の旋律に吸い寄せられるように
ピアノの周りに集まる人々。

じっと黙ってカメラを構える報道陣。

この瞬間、そこにいた誰もが気持ちを一つに、犠牲者への
追悼の意をかみしめていたのかもしれません。

人類の平和を願ってジョン・レノンが歌った『イマジン』が、
悲しみ冷めやらぬパリの街に響きました。

ドイツから640キロ。

一晩かけて哀悼にやってきたピアニスト

「テロの犠牲となったパリの人たちのために、
自分なりの表現で哀悼を示したかったんだ」

「The Guardian」の取材にこう答えたピアニストの
Davide Martelloさん。

ドイツ南部コンスタンツのレストランで、テレビが映し出す
信じられないようなパリの光景を目にしたそう。

増え続ける犠牲者の数にいてもたってもいられず、車にピアノを
積み込んだ彼は、パリまでの400マイル(およそ640キロ)を
一晩で走りきったそうです。

彼を無心で突き動かし、悲しみの中で“平和への祈り”を
メッセージに込めた曲。

それが『イマジン』だったと「ABC News」は、
ピアニストの言葉を代弁しています。

この曲が、初めて人々の心に届いた日から、
すでに45年近い月日が過ぎました。

平和への祈りが世界に届くことは、
どうしてこうも難しいのでしょう。

それでも、いつかきっと…

「想像してごらん」

バタクラン劇場前に響いたピアノの音色が、
そう語りかけてくるような気がしませんか?

(Reference:The Guardian , ABC News ,Don Jacobson
Licensed material used with permission byMaud Vallereau)

 

ジョン・レノン/「イマジン」

「イマジン」
Imagine there’s no Heaven
It’s easy if you try
No Hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today…

Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope someday you’ll join us
And the world will be as one

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope someday you’ll join us
And the world will live as one

想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって…

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって…

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって…

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ

「イマジン」に込められた思い

私はこの平和な(平和に思える)日本で、毎日何の危険も感じず、
考える必要なく過ごしています。

今私が乗っているバスが爆発するなんて考えませんし、
街中で爆発音がしたとしてもそれがテロだなんて考えない、
その程度の危機感しか持っていません。

どうしても遠い国で起こっていること、
という感覚でしかないのです。

広島に生まれ、育った私は、小さい頃から原爆について、
戦争についてたくさん勉強してきました。

体験談を聞く機会も多かったし、何より身内から
おじいちゃんの戦争の話を聞くことがあります。

これは広島の方々なら皆さんそうだと思いますが、
戦争、原爆は私にとってとても身近なことなのです。

だからこそ平和、戦争への思いは格別なものがありますし、
真剣な思いがあります。

テロも、きっとヨーロッパの方々にとっては
他人ごとではないのです。

だからこそ、いてもたってもいられず、
640キロを駆けつけたのです。

テロを起こすのも人間、テロを心から悲しみ、
テロに負けない強い気持ちで立ち向かうのも人間。

とても複雑な思いで、あらためて「イマジン」の歌詞を読みました。

メロディーを頭に浮かべながら。

なんという力をもつのだろう、この歌は!

いろんな思いが浄化されて、正しい位置へ導いてくれるような、
そんな力を感じます。

人にはいろいろな考えがあり、主張があり。

それをどのような方法で伝えるのか、行動するのか。

私は音楽がいい!一番心に伝わると思います。

まとめ

喜びも悲しみも共感すること、心が震えること、
これがお互いを理解する近道だと思います。

それには音楽でしょう。

政治的なこと、宗教のこと、私には良く分かりません。

でも、その前に人間としてみんなが同じ思いで生きていけること、
これができればイマジンのような世の中は実現するのでは
ないでしょうか。

 


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