こんにちは、ピアノ講師の海野真理です。
今回のテーマは
「何が違うの?
ガチャガチャした演奏と心地よいきれいな演奏の差」
というお話です。
世の中には数えきれない数のピアノ曲があり、同じく
ものすごい数の演奏が存在します。
レコード、CD、DVD、テレビ、ラジオ放送、もちろん生の演奏会。
録音されているものから、ライブのその場で生まれる音楽まで。
本当に沢山。
東京だけでも一日どれくらいの音楽が流れているのでしょうね。
そしてそれらはさまざまな演奏であり、表現されているものは
一つとして同じものはないのではないでしょうか。
音楽を楽しむ私達は、その中から素敵な音楽を選んで楽しんでいます。
好きな作曲家、好きな楽器、好きなアーティスト、その時の気分。
さまざまですが、一貫していえるのは「心地よい音楽」だと思います。
心地よい音楽を奏でるためには?
目次
心地よい音楽とは、どんな演奏?
では「心地よい音楽」とは?
「心地よさ」とは「気持ち良いこと」だと思います。
心地よい風、心地よい温度、心地よいソファー、心地よいお布団。
すべてが最高の状態ですね。
想像するだけでもにんまり幸せんな気分になります。
音楽によってこのような心地よいきもちになれる、
そんな演奏はどんな演奏でしょう。
先ほど上げた心地よいもの達はみんな、私達の気持ちを
邪魔しないもの、それどころかもっと幸せ感を
上げてくれるものだと思います。
ピアノの演奏も、がちゃがちゃと全ての音がうるさく
鳴っている演奏は決して心地よいものではない
と思いませんか?
その曲のメインテーマともいえる美しい旋律がよく響き、
その下で和音がバランスよく鳴って、ベースライン、
リズム感もしっかり存在し、
時にはオぶりガードの副旋律が少し距離感をもって聴こえてくる。
そんな演奏は心地よい!
バランス良く、メインのメロディーを響かせるためには?
右手の出るべき旋律を奏でる指は
当然しっかりしていなくてはいけません。
右手の3,4,5は高音でメロディーを演奏しながら
1,2の指は伴奏的な音をさらう事があるので、
弱いといわれる4,5、の指は
さらに鍛えておく必要があります。
そして左手も大切なベースラインは5,4、あたりの指、
これもふにゃふにゃにならないように。
暴れん坊の1の指や2,3、の指などは
内声部を弾くことが多いので、
ドスン!とうっかり音が出てしまわないように気を付けます。
あとはその曲の雰囲気に自分の思いや感情をのせていく、
表現していく。
ちょっとしたバランスを整えるだけで、
演奏はガラリと変わります。
「心地よい音楽奏でる」には演奏者の気持ち次第?
「こんな心地よい演奏、
自分でもそんな音楽を奏でることができたら…。」
という思いは絶対にあると思います。
そしてこれが一番大事であって一番の醍醐味、演奏している自分が
一番心地よくその楽曲を楽しむことです。
がちゃがちゃとした演奏は、気持ちが“がちゃがちゃ”
しているのかもしれません。
こんなはずでは、とうまく指が動かず
がちゃがちゃしているのかもしれません。
「心地よい」とは
感覚的に気持ちよく感じるさま。
気持ちのよさは、どちらかというと穏やかな感じ。
だそうです。
まさにその通り。
「感覚的に気持ちよく感じる音楽。気持ちのよさは、
どちらかというと穏やかな音楽。」
と言い換えてもよさそうですね。
心地よい音楽、楽しみましょうね♪
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