こんにちは、ピアノ講師の海野真理です。
今回は、「クラシックの楽しみ方」というお話です。
大人の方がピアノを始められる時に、クラシックが好きな方もいれば、
映画音楽を弾いてみたいとか、ポップスのピアノの音が印象的な曲を
弾いてみたいなど、クラシック以外の曲から入る方も多いと思います。
実際ピアノレッスンを始めてみると、まず基礎的なことから始めて、
少しずつクラシックの名曲の簡単ヴァージョンなどを楽しめるようになります。
その過程で、クラシックに興味を持たれたり、実際演奏会にいってみたいと
思われる方も少なくありません。
「クラシックの演奏会って、何を着て行けばいいの?」
「咳やくしゃみの出来ないくらい、シーーーンとしてないといけない?。」
「どこで拍手をすればいいの?」
疑問は多々あります。だって未知の世界ですから。
そして何より
「曲を知らなくても楽しめる?何を聴けばいい?」
という第一歩から踏み出さなくてはいけませんね。
では、私の独断と偏見も入りながら(!?)お話していきましょう。
クラシック音楽を最大限楽しむために知っておきたいこと
目次
演奏を聴きに行くとき、抑えておきたい5つのポイント
私が考える「クラシックの楽しみ方」は
♪聴きたい曲を楽しみに聴きに行く。
♪自分の好きな演奏家の演奏を狙って聴きに行く。
♪超有名な曲の演奏を聴いてみる。
♪自分の住んでいる町、または近郊でいい演奏会があれば、迷わず行く。
♪チケットの安いものなど、手を出しやすいものはお勧め。
こんな感じです。
聴きたい曲、好きな演奏家といわれても、それすらよくわからない・・・
という方。ご心配なく!!
3番目の「超有名な曲を聴く」というのが実は一番楽しいかもしれません。
CMでサビの部分だけ聴いたことがある、さすがにこの曲は題名も
きいたことがある、といった、馴染みのあるもの!
こんな曲であれば退屈しないでしょうし、
「ふ〜ん、最後まで聴くとこんな曲なんだ。いい曲!」
なんて感じで、新たな発見もあります。
聴いて楽しい有名クラシック曲20選!
ベートーベン
交響曲第5番「運命」(ジャジャジャジャ〜〜〜ン、の曲です)
交響曲第7番(「のだめカンタービレ」の曲です)
交響曲第9番(年末でお馴染みの「第九」です)
ピアノソナタ第14番「月光」
ガーシュイン
ラプソディー・イン・ブルー(同じく「のだめ」の曲)
ムソルグスキー
展覧会の絵
ホルスト
組曲「惑星」
ドボルザーク
交響曲第9番「新世界より」
チャイコフスキー
ピアノコンチェルト
「白鳥の湖」
「眠れる森の美女」
「くるみ割り人形」
モーツァルト
きらきら星変奏曲
オペラ「フィガロの結婚」
ショパン
別れの曲
革命のエチュード
幻想即興曲
リスト
愛の夢
ラ・カンパネラ
ビゼー
歌劇「カルメン」
プッチーニ
トゥーランドット
ラベル
ボレロ
ピアノ曲、交響曲、オペラ、バレエ、有名どころをあげてみました。
聴くときっと、「うんうん、この曲は知ってる!」と思うことでしょう!!
ここに挙げたものは、クラシック初心者にもとても楽しめる曲ばかりです。
このような曲目のコンサートであれば、「よく分からなかった」
「何だか眠くなってしまった」というコンサートにはならないと思いますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
ピアノのリサイタルはアンコールも醍醐味?
それからこれはおまけ。
ピアノのリサイタルは、本プログラムよりもアンコールのほうが
楽しみだったりします。
プログラムは小難しい題名の曲目が並び、「???Opって何?C Durってなに?」
の世界ですが、アンコールはとてもなじみ深い、よく知っている曲を演奏して
くださいます。
時には「エリーゼのために」なんていう曲も聴けちゃうことも!
これも演奏会の楽しみの一つです。
クラシックって堅苦しいものではないですよ。
何百年もの間、愛されて残されてきた名曲ばかりです。
どうぞご自分のスタイルでお楽しみくださいね♪
♪ こんな曲を私も弾いてみたい!
♪ クラシックもポップスも弾いてみたい!
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