こんにちは、海野真理です。
今日は「ちょっと弾いてみて、と言われたら？」というお話です。
これ、ピアノを弾く人間としては「あるある～～！」的なお話です。
ちょっと弾いてみて、と言われたら？
目次
何を弾いたらいい？何が弾ける？？
子どもの頃ピアノを習っていた。
音大卒である。
大人になってピアノ始めて、今でも毎日頑張っている。
などなど。
ピアノに関わっていた、関わっていると知られたら！？
「弾いてみて～～！」と言われます。
最近流行っている「ストリートピアノ」、駅などに置いてある
ピアノを見ると、自分でも弾てみたい、
そして「何か弾いてみて」と言われる。
これもあるあるだと思います。
これって、なかなか難しいんです！シビアなんです。
まず弾いてみて、の要求に応えられるほど弾けるかどうか、
そしていろんな人の前で弾くというプレッシャー。
それと何より「何を弾いたらいい？何が弾ける？？」
ということです。
今習っている教則本、凄く派手でも、凄く有名でもない、
おそらく私以外この曲を知っている人はいないのではないか、
という状況でその曲を弾けるのか、弾いていいのか。
そしてさらにその曲をたどたどしく弾いて、雰囲気が
壊れてしまったりしないのだろうか、これが怖い！
ですので、たいていは上手くその場をごまかして
ピアノの脇を素通りしたりしていませんか？
結婚式の余興、ピアノのおさらい会など、最初から弾く気で
用意しているならまだしも、突然何にも準備なく、
心の準備もなし！
これはもうバンジージャンプ並みの度胸が必要になります。
あ、あとは楽譜がないと弾けない場合が多い。
全て暗譜している曲、いつでもサラッと弾ける曲というのは、
もうプロの領域です。
なんだかネガティブなことばかり書きましたが…。
でも、これって憧れでもありませんか？
ピアノを習うきっかけは
「弾けるようになりたい」
「知らない曲でも、楽譜をみてその場で弾けたらいいな。」
「人前で披露できるようになりたい」
こういったお声が多いです。
まさに「何か弾いて」と言われてかっこよく
その場で弾けたら最高ですね！
どんな曲があるかな～、と今考えてみました。
私はピアニストなので、そういった要望があれば喜んで弾きます。
そして弾けなければいけません。プロですから。
意識していつも曲を持っているわけではないのですが、
長年ピアノと向き合ってきて、自然に近くいつでも弾ける曲は
ありますし、年々それは増えていきます。
どんな曲があるかな～、と今考えてみました。
ショパン：ノクターンOp.9-2
ショパン：子犬のワルツ
ショパン：幻想即興曲
ベートーベン：ピアノソナタ第８番「悲愴」第２楽章
モーツァルト：ピアノソナタ第１１番第３楽章トルコ行進曲
モーツァルト：きらきら星変奏曲
シューマン：子どもの情景
ドビュッシー：アラベスク第２番
ドビュッシー：亜麻色の髪の乙女
今さらりと言えるのはこんな感じ、そしてとても有名で
どなたでも知っている、喜んで下さるものを
挙げてみました。
あと、小曲でとても喜ばれるのは乙女の祈りとかランゲ作曲花の歌とか。
耳に優しい！？曲が喜ばれます。
毎月行っているサロンコンサートもこういった曲を集めますね。
「わあ～～、聴きたい曲ばかり！」と思っていただけたら
とても嬉しいです！
自分も楽しめ、聴いている方も楽しめる曲
そしてこんな曲を「何か弾いて」と言われたときに
弾けるようになりたい～～～！！と思われた方！
弾けますよ、大大丈夫です！
原曲はさすがに難しくてすぐには弾けませんが、
簡単に編曲した楽譜などもあります。
私も何曲か編曲していますので、興味がありましたら
是非ぜひ覗いてみてくださいね。
自分が頑張っていることというのは、やはり披露する場が
欲しいと思うし、私なんて、と思わず是非披露してもらいたい！
と指導する側は思います。
その時に自分も楽しめ、聴いている方も楽しめる曲を
レパートリーとして持っているというのは強みです。
そこを目標にされてもいいと思います。
練習の励みになりますね！
是非人前デビュー目指して！頑張りましょう♪
♪私も有名な曲をピアノで弾いてみたい！
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