ピアノお役立ち情報

楽譜を見るということ、読むということ

こんにちは、海野真理です。

今日は「楽譜を見るということ、読むということ」というお話です。

このテーマをみられて

「あー、いつも先生に言われてることだ。」

「そうなんだよね、分かってるんだけどねぇ。」

と思われた方、一人や二人ではないと思います。

 
私も生徒さんに何度この台詞を言ったか分からないくらいです。

 
楽譜は情報がぎっしり詰まったその曲の設計図です。

何百年も前の曲を、現在の私達が音にして楽しめるのも、
その情報を楽譜にして残していただいているからこそなのです。

その事を考えても、楽譜を見る、というのは当たり前で、
逆に楽譜見ずしてどうやったら曲が弾けるのか不思議なくらいです。

ですから楽譜を見ることは必要不可欠、

改めて言うまでもないことなのですが、

「見ること」と「読むこと」

この二つは同じようで大きな違いがあります。

今日はこのお話をしたいと思います。

 

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保育科・幼児教育学科試験のピアノ実技

こんにちは、海野真理です。

今回は

「めざせ、保育士への道!
~保育科・幼児教育学科試験のピアノ実技~」

というお話です。

以前「海野先生のピアノ教材は保育士の試験で使えますか?」
というお問い合わせを頂いたことがあります。

レベル的には十分に対応できると思いますが、
大学によって内容も違いますし、具体的な練習も変わってくると思います。

 
ピアノが必要な職業として

ピアニスト。
ピアノ講師。
小学校教師。
中高音楽教師。
保育士。
音楽療法士。

などなど、レベルはいろいろですが割りとたくさんあります。

 
その中でも今日はお問い合わせの多い保育士についてお話します。

 

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恋愛にまつわる名曲ランキング

こんにちは、海野真理です。

今回は「恋愛にまつわる名曲ランキング」というお話です。

いい恋愛にいい音楽は付きもの!と私は常々思っています。

恋愛に限らず、映画を観ていても

「なんでこのシーンにこの音楽?イマイチ…。」

「うわあ~~~、感動した~~~!また音楽が最高にいいじゃん!」

など、よく感じます。

それくらい音楽って訴えかける力がすごいのだな、と思います。

今回は恋愛、ということで、
大作曲家たちの音楽と恋愛についてちょっと調べました。

 

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簡単|ピアノ初心者でも弾けるショパン

こんにちは、海野真理です。

今回は「ピアノ初心者でも弾けるショパン」というお話です。

ピアノ初心者はもちろん、ピアノを弾く人であれば
絶対に!間違いなく!憧れてハマる作曲家です。

逆にショパンが嫌い、という声を聞いたことがないです。

小さい時からピアノを習っている方であれば、中級のレベルになれば
簡単なショパンのワルツなどを発表会、コンクール等で弾く機会があります。

そして、まだショパンが弾けるというレベルでない頃から、
大きなお姉さんが舞台で弾くショパンを聴き、

「いつかは私も…!!」

と心でひそかに決意した、なんてことは思い当たる方多いのでは?

 
ちなみに私はどちらも経験済み!

 
そして本格的にショパンにハマったのは、やはり小学校高学年で
「子犬のワルツ」を弾いた頃からです。

まだまだレベル的に無理な「幻想即興曲」や「革命のエチュード」などを、
楽譜を買ってはポツポツ譜読みし、無茶苦茶になりながらテンポを上げ、
とても人様に聴かせられないショパンを自分で楽しんでいました。

 

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ピアノ寿命|ピアノ買取りの相場ってどれくらい?

こんにちは、海野真理です。

今回は「ピアノ買取りの相場ってどれくらい?」というお話です。

何だかの事情があるにしても長年弾いてきたピアノ、
いろいろ思い出も詰まって一緒にピアノライフを共にしてきた
ピアノを下取りに出すというのは、とても感きわまるものがあります。

ある意味寂しい、悲しいテーマではあるのですが、
じつはこんなご質問をいただいています。

『娘が使っていたピアノがあります。
 誰も弾かないので買取りをしてもらえないかと見積りを
 とったところ、わずか5万円と言われました・・・。

 購入時は80万円近くしたピアノです。
 確かによく練習をしてくれたのでガタは来てると思うんですが。

 そんなにも値崩れをしてしまうものなんでしょうか。

 その程度なら、いっそ私が弾こうかな、と思ってます。』

私はこのご質問を拝見して、「そう、そうなのよね…。」
とつぶやいてしまいました。

娘さんが使われていたということから察するに、おそらく
20年くらい前のピアノではと思います。

では実際に下取り、買取りってどうなのでしょう?

 

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ピアノで耳コピーをする方法

こんにちは、海野真理です。

今回のテーマは
『ピアノで耳コピーをする方法』です。

「耳コピ」といえば、なんとなくクラシックよりも
バンドなどでよく聞く言葉のような気がします。

クラシックは楽譜がきちんと残されていて、一から楽譜を
起こさなくてもいいし、現代曲のように最近作曲されたものならば、
絶対楽譜はあると思います。

バンドなどもスコアがありますが、「耳コピで合わせようぜ」
みたいなノリで演奏しているのはバンドかな?なんて思います。

何にしろ、「耳コピ」という出来るようで出来ない、出来る人には
超簡単なことに思えるこの作業には何が必要なのでしょう。

 

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ピアノ弾きの指の鍛え方

こんにちは、海野真理です。

今回は「ピアノ弾きの指の鍛え方」というお話です。

ピアノが弾ける人ってすごいよね!とよく褒めて(!?)いただきます。

 
そして次に続く言葉はたいてい

「どうしてそんなに指が動くの?」です。

 
ちなみに次によく言われるのは

「ト音記号とヘ音記号を同時に読めるってすごい!」です。

確かに。。。

その言葉に象徴されるように、ピアノといえば
「ぱらぱらとよく動く両手」なのだと思います。

それはコツコツと訓練してきた賜物でしょうね。

レポート提出のように、その時にググッとやって
何とかなるものではない世界です。

 
そして、ただ指がよく動くだけでなく、しっかりとした
鍛えられた筋肉で、どんな音色もだせる、どんな速いテンポの曲も弾ける、
ということが必要です。

 
そのためにはどんなことが必要でしょうか?

 

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輸入ピアノの魅力

こんにちは、海野真理です。

今回は「輸入ピアノの魅力」というお話です。

 
あなたは、輸入ピアノ、外国製ピアノというと何を思い浮かべますか?

「高そう」

「なんかかっこいい」

「やっぱりスタインウエイ」

などなど。

 
おそらくいい音のする、機能の高い
いいピアノ、というイメージでしょう。

 
私は愛用ピアノはヤマハ、実際ホールで演奏する時くらいしか
外国製のものは弾く機会はありません。

 
ただ、本当にいいコンディションのホールにあるピアノはいいですね~~。

自分の出したい音をそれ以上に表現してくれます。

このピアノで毎日練習したい!!と思います。

 

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毎日練習しないと下手になる?

こんにちは、海野真理です。

今回は『毎日練習しないと下手になる?』というお話です。

というのも、生徒さんから

「昔弾けたはずの曲が弾けなくなっていた!」

というお言葉?驚き?嘆き?をお聞きしたのです。

ピアノ曲を一曲弾けるようになるには、個人差はありますが
かなりたくさんの時間を要します。

一日何分、何時間、一週間経ち一カ月経ち、
そろそろ形になったかな?それとも譜読みがやっとかな?

そこから最後の仕上げ、満足いく演奏にまで上げていくのに
2,3カ月なんてことは当たり前にあります。

「やった~!!自分のレパートリーになった。」

と喜んでいたのに・・・。

半年前にあんなに頑張って弾けるようになった曲が、

あら?あららら?

これでは初めて楽譜を開いた時とあまり変わらないじゃない。

あの練習してきた時間は何だったの???

あなただけではありません。

プロの方々でもそれはあることなのです。

 

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