こんにちは、海野真理です。
今回は「この曲が全然違うイメージに!~編曲のマジック~」
というお話です。
私たちが楽しんでいる音楽、いろんなジャンルがあり、
いろんな楽器が存在します。
クラシックの分野でいくと、ソロ、デュオ、トリオ、カルテット、室内楽、
オーケストラ、吹奏楽、オペラ、などなど、形態も楽器も様々です。
楽器の種類、数、演奏人数などで音楽はガラリと変わります。
繊細だったり厚みがでたり。
絵画でいうと水彩画と油絵とデッサンと、といった感じでしょうか。
作曲家が何を表現したいか、なにからインスピレーションを感じたか、
などで、ピアノ曲として書いたり、フルオーケストラで書いたり
されているのだと思います。
その作曲家の意思、思いというのは絶対!私たち演奏家はその作曲家、
作品に敬意を持ちながらその作品を心から理解し表現することに
力を注ぎます。
ですから勝手に音を変えたり、手を加えたりすることは
絶対にタブーです。
しかし、編曲というマジックで原曲よりもすばらしい作品が
生まれることがあります。
今日は編曲によって生まれた名曲についてお話します。
編曲とは
「既存の楽曲において主旋律をそのままに、
それ以外の部分に手を加えて、楽曲に幅を持たせる作業」の事で、主旋律に手を加える場合は、変奏といいます。
(Wikipediaより)
そしてこの編曲が原曲と違った名作になる、というのは編曲の方法も
とても大きいと思います。