30代男性からのご質問
Q. 楽譜が読めるようになるには、楽譜を見て、指をみないで
引き続ける練習が大事でしょうか?
ちゃんとみながら弾ける人というのは、両手と楽譜をどういう風に認識して
弾けるのでしょうか?
ある程度楽譜を暗記して補助的に楽譜を見ているのか、
あくまでちゃんと楽譜と指が一致しながら弾いているのでしょうか?
ちょっと音が増えると暗記していない限りぱっとみては弾けないです。
これも練習なのでしょうか?よろしくお願い申し上げます。
A.
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
楽譜を見ながらピアノを弾くということ、難しいですね。
実際、生徒さんみなさんが苦労しているところです。
楽譜はその曲のすべての情報がかかれているものです。
まずその情報を読み取らなくては、曲を弾くことはできません。
その解読することが音楽でいうと「楽譜を読む」ということです。
ドレミはもちろん、スラーやタイ、スタッカートやテンポの指定、強弱。
これらを把握し、音楽を作ることが何より大切です。
そして、これらを実際に演奏する能力、技術、これらがそろって
はじめて「演奏」という形になるのではないかと思います。
そうなると、頭も目も楽譜重視、鍵盤や指を見ている暇(?)
がありません。音楽は常に流れていて、次から次へとやってきます。
ご質問にある「両手と楽譜の認識」は、楽譜の認識ができれば、
指はもともと筋肉が記憶した鍵盤感覚で自然に動かすことが出来ている、
ということだと思います。
それによって楽譜の解明と演奏が同時進行することができます。
逆に同時進行できないと苦しいでしょうね。
ヴァイオリンは、小さい頃からの訓練がとても重要な楽器です。
左手が考えなくても正しいドレミの位置ををおさえる感覚を養うためで、
これは覚えてしまうしかないところもあります。
ピアノもそれに近いところがあると思います。
鍵盤という仕切りがきちんとあり、目で見てはっきり分かるものなので、
たしかに見て弾きたくなりますが、どれだけ指を伸ばせば
オクターブなのか、5度なのか、跳躍などは経験の中で覚えていくしか
なかったりします。
そして暗譜は、練習を重ねると自然に覚えてしまいますね。
うろ覚えでガシガシ弾いて、フッと分からなくなり音楽が
止まってしまう、という経験がみなさんおありだと思います。
本当にその音楽が自分のものになり、表現ができる段階なら
暗譜はあたりまえに自然のことですが、鍵盤を見なくては弾けないので
暗譜、というものではないと思います。
「楽譜を見て、ぱっと弾けるようになりたい」
これはピアノをお勉強される方みなさんの希望であり目標であり、
そして憧れです。
これに近づくためには、たくさんの曲にチャレンジしてほしいと
思います。そして、楽しんで!これが一番の上達の近道です。
頑張って下さいね。
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