20代すいかさんからのご質問
Q.小指・中指・親指の順番で弾く3連符を弾こうとすると
小指のあとの中指を弾く時、薬指が鍵盤を押してしまいます。
あと3連符を早く弾きたいのですがうまく弾けません。
どうしたらいいですか?
A.
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
3連符のお悩み、これもみなさん同じく悩まれると思います。
まず最初のご質問、5,3,1、の指での3連符が
4の指まで鍵盤を押してしまうということ。
私もピアノを弾きながらどんな状態がやってみました。
まず、4の指が押してしまうということは、当然ですが
4の指に力が入っているということ。
しかし、本来5,3,1の3連符ですから
4番は何もしなくていいはずです。
正しく3連符が弾けている状態がどんな様子か、といいますと
手全体がきちんと脱力できていて、楽に手を振っているように
動けること。
そして働くべき5,3,1の指が根元がら動いて打鍵する。
その際にも余分な力は一切入っていない。
逆に弾けていないときがどんな状態か、といいますと
手、指にガチガチに力が入って、指だけで弾こうとしている。
5,3,1の指も関節から先だけで弾こうとしているので、
余計に動かない。
5の指はどうしても弱く動きにくいので、つい4にまで
影響がでてしまい、鍵盤をおさえてしまう。
こんな感じではないでしょうか。
練習方法としては
手首をふりふり~と振ってみる。
ピアノを弾く、という事は考えず、本当に振ることだけ
やってみてください。
これがつかめたら鍵盤に手を置いて、5,1の指
「ドソ」の音で振り振りとして音を出してみましょう。
いきなり3連符で考えるのではなく、分割して考えます。
5,1なら案外楽に振れるのではないでしょうか。
そうしたら同じ方法で3,5の指、3,1の指と
練習していき、最終的に5、3,1の3連符にしてみます。
おそらく4の指がついてくる、ということですから
3,5、の練習が上手くいかないかもしれません。
3連符を弾くためには、その3つの指が動くという
考え方ではなく、「全ての指が独立してすこやかに動くこと」
を考え、目指すのが一番いいと思います。
これはスケールやアルペジオにも通じますし、
ピアノを弾くうえで一番目指したい技術だと思います。
なので、いっそのこと全ての指で振り振りを
試してみるのはどうでしょう?
4が動きたくないなら、動かして練習する、
そして自分の思い通りに動く指にする。
そして今度は動かないようにする。
5,4、の指、4、3の指、3,2の指、2、1の指
それぞれで振り振りの練習をしてみましょう。
「ソファソファ」「ファミファミ」「ミレミレ」
「レドレド」ですね。
コツコツ、じっくり、いらいらせず、いつか動くように
なったのを実感できる日を楽しみに
日々の訓練頑張ってみてくださいね。
ぜったい動くようになりますから!!
応援しています。
♪簡単にピアノを弾くなら。
♪楽譜が読めなくても、まず弾いてみたいなら。
★そんなあなたに朗報です!★
DVD付きで、見てすぐわかる!
海野先生のピアノレッスンがあなたの自宅に。
「楽譜が読めない」
「忙しくてレッスンに通えない!」
大丈夫です!
初心者でも一人で30日後には名曲が弾ける!!
さらに!有名な曲でテクニックまで身につける!!
海野先生の楽しいピアノレッスンを、あなたの自宅へお届けします。
→ 30日でマスターするピアノ教本&DVD 海野先生が教える初心者向けピアノ講座はこちら