30代女性からのご質問
Q.緊急事態発生です!!!!!
旦那さんが好きな曲を内緒で弾けるようになって
誕生日にサプライズで驚かそうと思っていたのですが
腱鞘炎になってしまいました。
かれこれ1か月以上ピアノに触っていないのですが
良くなるどころか酷くなっています。
でもどうしてもサプライズを成功させたいです。
病院に行ったのですが
これといった治療はなくそのままかえってきましした。
どうして良いか分からず焦っています。
先生助けて~
A.
こんにちは、大変!緊急事態です!!
頑張って練習しすぎてしまったのですね。
本当に真面目できちんとコツコツ練習されるかたほど、
このようなトラブルが起きてしまいます。
気持ちはあるのに弾けない…こんなつらいことはありません。
ましてやお誕生日のサプライズ、という素敵な企画での
ピアノ練習ですから、その残念なお気持ちは本当にお察しいたします。
まず一カ月はピアノに触らず様子を見られ、それでも改善しない
ということで病院にいかれたという過程はただしかったと思います。
腱鞘炎の時はとにかく弾かないこと、と私は教わりました。
焦る気持ちはおさえ、特に腱鞘炎、字のごとく炎症をおこしている
わけですから、無理に弾くことは絶対にいけない、と言われました。
そしてきちんと先生に診ていただいていること、これもいいですね。
自己判断で「もういだろう」というのが、せっかく治りかけている
ものをまたふりだしに戻してしまう、と聞いたことがあります。
腱鞘炎はけが、病気、といったものと同じで、きちんと専門医に
診てもらうのがいいと思います。
私はピアニストですが、診察が出来るわけではないので、
いい加減なアドバイスはできません。
これといった治療はなく帰ってこられたということ、それは炎症が
おさまるまでじっと待つしかない、という診断なのかもしれません。
時間が直してくれる、ということですね。
しかし、せっかく張り切っていた気持ちがシュンとして
しまわないよう、出来る限りの練習をしましょう。
それは「譜読み」です。
何かの時にもお話しましたが、がむしゃらに弾くだけが練習ではなく、
しっかり楽譜を読む、見る、眺める、そして楽譜に書いてあることを
忠実にすべてやる。
そして読んでいる間にイメージトレーニングが出来てくるでしょう。
それはとても大切なこと!
実際弾いてしまうと、聴こえてくる音に気を取られてなかなか
イメージのようには弾けないものです。
「こんなはずではないんだけど…。」
「もっとこう弾きたいんだけど…。」
というイメージと実際のギャップに苦しむ大人のピアニストさん、
沢山いらっしゃいます。
今は弾けないけど、違うアプローチで練習できてる、という気持ちで、
しっかり完治させてください。
スポーツもそうですが、故障しない身体、ベストのプレーが
できる身体は絶対条件です。
焦らず!とにかく焦らないでください。
また何かありましたらメールくださいね。
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