こんにちは、海野真理です。
今日は「オススメの指練習をご紹介」というお話です。
オススメの指練習をご紹介
目次
自分のイメージ通りに弾くためには
ピアノ曲を素敵に、そして自分のイメージ通りに弾くためにはテクニックが必要です。
やっぱりショパンの「別れの曲」はしっとりと美しい音で弾きたいし、「革命」はある程度の速さで弾きたい、あんまりゆっくりだとイメージと違う。
気持ちよい、というのはその曲に合った弾き方、それに近づきたい!と思って
日々練習に励むわけです。
指練習、と一言にいってもいろいろな本が出ています。
私のピアノ教本には指練習の本も付いています。
知っている曲ばかりで練習する、という少し変わったアプローチで作ってみました。
指練習というと、ちょっと嫌な感じ、?めんどくさい、しんどい??と思われる方もいらっしゃると思うので、少しでも楽しく出来るように考えました。
指練習の教本
指練習の教本として一番よく知られていて、ほぼピアノを弾かれる方皆さんが弾いたことのあるものに「ハノン」があります。
子どもからプロまで、いまだに引っ張り出して用途に応じて練習に組み込んだりします。
スケール、アルペジオ、3度や6度、オクターブ、本当に必要な練習が全て入っています。
小さいお子さんのために「子どもハノン」という、長さが半分くらいになったものもありますね。
あと、私が個人的にこれもいいのでは、と思うものは「バーナム」です。
アメリカの教材で、全シリーズグループ5までに分かれていて、8小節くらいの短い曲から、ドンドン発展します。
題も付いていて、「歩こう」だと歩いているような曲、「ジャンプ」だとスタッカートで軽い曲、とても題と曲がぴったりで楽しいです。
この教材は、指練習というよりは音楽的に豊かな表現力を養うものだと思うのですが、しっかりと目標のある曲になっていて、テクニックも良く付くのでは、と思われます。
曲を弾きながらテクニックが付く、というのもいいですね。
例えば先ほどの「別れの曲」なら、中盤に出てくる6度の連続で重音の練習、「革命」は右手のオクターブと左手の音型。
あ~~、憧れのあの曲を弾きながらも、こうしてテクニック練習出来てる~~、というのもテンション上がります。
コツコツテクニックがとても苦手!という方はこういうアプローチもおススメです。
避けては通れない指練習
指のトレーニングはやらなくてはいけないこと、避けては通れない指練習ですが、少しでも楽しく、やっただけ成果が表れるものがいいと思います。
そこがきちんとしてくれば、どんな教本でもどんなやり方でもいいのではないか、と思います。
音楽とテクニックを完全に切り離して考えるのも良し、音楽性も大切にしながら、その中でテクニックを付けていくのも良し、です。
さあ、頑張りましょう~~!!
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