小さな手でもしっかり弾きたい!

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こんにちは、ピアノ講師の海野真理です。

今回は「小さな手でもしっかり弾きたい!」というお話です。

というのも、ピアノは小さな子どもから大人まで、同じ大きさの楽器を
扱いますよね。

ヴァイオリンのように、体に合わせて楽器を選ぶことができません。

ですから当然、年齢、体の大きさ、性別の違いなどで、
手の大きさに差があります。

 

小さな手でも大丈夫!しっかりピアノを弾くことができる手にするためには?

目次

  1. 鍵盤と手の大きさを比べてみよう!
  2. 手が小さいから弾けない…を解決する方法
  3. 手を大きく開くコツとは?

 

鍵盤と手の大きさを比べてみよう!

一度ピアノという楽器をまじまじとよ〜〜〜く見てください。

結構大きいのです。

グランドピアノの鍵盤から向こうの端っこまで、
また鍵盤の一番低い音から高い音まで。

鍵盤においては両手でさわると、しっかり手を伸ばした状態でないと
触れませんよね。

こんなに大きな楽器だということを、あらためて感じますね。

 

手が小さいから弾けない…を解決する方法

かくゆう私もそんなに大きな手ではありません。

ドからレまで、9度しか弾けません。

ドからミまで、10度の和音を楽々弾いている音大時代の友人(女性)など、
うらやましくて、指をくわえて見ていました(笑)

 
手は演奏する道具ですから、大きい、ほっこりと厚い、といった手は憧れます。

 
外国の男性ピアニストの演奏などを聴きますと、もうお手上げ状態。
これはもともとかなわないわ、と思いますね。

 
しかし!!そうも言ってられません。

だって手は変えられませんから。

自分の手をいかに最大限使っていくかを考えなくてはいけません。

小さいのであれば、開けば良いのです。

背の小さいバスケット選手が、ジャンプ力でそのハンデをカバーするように、
しっかり音を掴めるよう、開く手をつくりましょう。

 

手を大きく開くコツとは?

指だけでなく、手のひらもしっかり使っていきましょう。

アメのつかみ取りを想像してみましょう。

手の平からしっかり開きますよね。

そんな感じで音の一つ一つをつかみ取るように、でも決して力を入れすぎず、
のびやかに使ってみてください。

余分な力がかかれば、せっかく開いた手でも、オクターブや重音は
弾きにくくなってしまいます。

学生の頃、レッスンで「よく伸びる指をしているわね。」と
言われたことがありました。

その時は何のことだかよく分からなかったのですが、きっと縮こまらず、
素直に打鍵できていたのではないかと思います。

のびやかであること、これは指も心も同じですね。

 
ピアノを弾くからには、かっこよく和音を弾きたい、オクターブで
迫力満点の演奏がしたい、当然思います。

それがピアノの醍醐味でもあります。

 
大丈夫、あなたも弾けますよ!

だって私が弾けるのですから!!

 


♪ 手が小さくても弾けるんですね!

♪ 私もカッコよく迫力満点の演奏がしたい!

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