こんにちは、ピアノ講師の海野真理です。
あなたは、ピアノを一人で弾きますか?
「ピアノって一人で弾くものじゃないの?」と思った方。
ぜひ今回の話を知っておいてください。
ピアノは一人で弾く以外にどんな方法があるの?
目次
ソロ以外の弾き方や演奏とは?
実は、ピアノも一人=ソロから大人数で演奏するものまで、
色々あるのです。
ピアノという楽器は多様な演奏ができる楽器です。
色々な演奏方法をご紹介します。
まず、ピアノ1台でもソロではないものもあります。
???ですね(笑)
例えば、1台のピアノを2人で弾くこともあるのです。
1台のピアノを2人で弾く場合は、手が4つあります。
当たり前ですが、2×2で4本手がありますね。
ですから、ピアノで言う『4手連弾』という演奏は
1台のピアノを2人で弾くことをさします。
基本的に、同じピアノを2人で弾く事を『連弾』と言います。
モーツアルトの曲の中には『連弾ソナタ』という曲もあり、
初めから2人で弾くことが想定されています。
モーツアルト/連弾ソナタ
連弾は一人で弾くよりも、沢山の音を出せますから、
より迫力ある演奏ができると思います。
では、2台のピアノを2人で弾く時は・・・
これは、ピアノデュオとか、ピアノ二重奏、2台ピアノという
言い方をします。
これまた、モーツアルトの曲には、
『2台のピアノのためのピアノソナタ』という曲があります。
モーツアルト/2台のピアノのためのピアノソナタ
それから、ピアノ以外の楽器と一緒に演奏する事も多いです。
バイオリンや、クラリネット、声楽家など。
主役はこれらの楽器で、伴奏という形が多いです。
息を合わせて一体になって演奏をするのもまた楽しいですね。
他にも、アンサンブル(ピアノ+他の楽器)、
ピアノコンチェルト(ピアノ+オーケストラ)
といった「合わせもの」の演奏もあります。
「ソロ」の難しさや楽しさって?
基本的にピアノという楽器は「ソロ」、一人で演奏する楽器です。
「ソロ」というのは本当に緊張です。
演奏者は自分一人、舞台に乗るのも一人です。
ですから舞台袖から一歩舞台に足を踏み出したところから、
お客様の視線を一身に浴び、逃げることはできません。
毎回毎回、いろんな思いで舞台にでます。
ある時は「ワクワク」、ある時は「舞台にでたくない」「逃げたい」
ある時は「無事にまた舞台袖に帰ってこれますように・・・」
これから舞台にでて、おじぎして、演奏して
(この演奏の中にいっぱい難関がある。)
またおじぎして帰ってくる。
この作業がとてつもないことに思えて、自分にできるとは
思えない時もあります。
これが「ソロ」の怖さです。
そして練習も当然一人、これまた孤独な作業。
自分と向き合い、出来ないことにいらだちを感じ、焦り、
そしてまた向き合う。
こうして書いているととってもつらい作業のようです。
しかし!!
これらのことすべてが最後には喜びにつながるのです。
つらいと思われる練習も、日々の積み重ねによって少しずつ音楽が
出来上がっていくのはとても大きな喜びです。
自分と向き合って、音楽と向き合って、音楽とともに
成長していけるのも喜び。
また、何より演奏会に足を運んでくださるお客様への喜び、
舞台での幸せな時間を共有できる喜び。
つらいということは本気で取り組んでいるという証拠、
と私は思います。
本気なくして楽しみはないのです。
ちょっと「ピアノ・ソロ」のお話からそれてしまいましたが・・・・。
一人でも仲間と一緒でも楽しいピアノ
この「ソロ」を基盤にして、これまた楽しい
アンサンブルの世界が開けます。
ピアノ、そして音楽の世界は無限に広がっていきます。
なんて楽しそう!ワクワクしますね。
そして、音楽仲間でピアノアンサンブル。なんていうのも
また違った楽しみがあると思います。
♪私も何か楽器をしたい!
♪まずはソロで、自分が主役!
★そんなあなたに朗報です!★
海野先生のピアノレッスンがあなたの自宅に。
「楽譜が読めない」
「忙しくてレッスンに通えない!」
大丈夫です!
初心者でも一人で30日後には名曲が弾ける!!
海野先生の楽しいピアノレッスンを、あなたの自宅へお届けします。
→ 30日でマスターするピアノ教本&DVD 海野先生が教える初心者向けピアノ講座はこちら