こんにちは、海野真理です。
今回は「ピアノ協奏曲~ピアノとオーケストラの華麗な共演~」
というお話です。
突然ですが、協奏曲って何でしょう?
コンチェルトとも言われます。
言葉は聞いたことあるけど。。。
コンチェルトの魅力やオススメの曲などをご紹介
目次
コンチェルトってなんだろう?
テレビなどで、指揮者の隣に一人の演奏者がいて、後ろには
オーケストラがいて、楽曲を演奏している図を見たことが
あるのではと思います。
ソリストと呼ばれる演奏者とオーケストラが調和しながら演奏する形態、
それを「コンチェルト」といいます。
コンチェルトの魅力は、やはり何といっても「華やかさ」でしょう。
ソロ楽器と大編成のオーケストラの共演ですから、音色、
表現においてソロにはない多彩なものがあります。
ピアノの音色に弦楽器、木管、金管の音が加わり、ティンパニーや
シンバルという打楽器の迫力、これはピアノ一台で演奏する時には
不可能な迫力がでます。
演奏家にとっては「一度はやってみたいコンチェルト」
ではないでしょうか。
もちろん私も!
コンチェルトの見どころについて
見せ場はソリストが一人で演奏する
「カデンツ」といわれる部分。
ソリストのテクニックや音楽性を披露する場であり、
楽曲においても重要な部分です。
とにかく、ソリストは技術的にはもちろん、
音楽的にもすべてを理解し、把握し、オケとの調和を考え、
自分の音楽を余すところなく表現し、、、、。
といった大変なコンチェルトなのです。
私はいつもコンチェルトを聴くたびに
「か、かっこいい。。。。」
と惚れ惚れしてしまいます。
それは演奏者全員の音楽に対する気持ちが
伝わるからではないかと思います。
何事も全力で取り組む人の姿はかっこいい!
オススメのコンチェルトをご紹介
ちょっと話がそれましたが、ではここで私のおススメコンチェルト!
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番作品18
ピアノコンチェルトでは、もうこの曲でしょう!と
いっていいほどの有名な名曲。
この曲は聴けば「あ~~、あの曲!」と
おわかりになると思います。
コンクールのファイナルなどでは必ず弾かれる一曲です。
ロシア的な抒情性たっぷりの曲、最近では辻井信行さんが
コンクールでお弾きになって注目されました。
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ長調作品23
冒頭のピアノ
「ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、」
・・・文字にすると何のことやらちっとも分からないのが
非常に残念ですが(笑)
和音で低音、中音、高音、と奏でられる
迫力満点の始まりは圧巻です。
ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
ピアノの詩人ショパンですが2曲のコンチェルトを残しています。
が、ショパンのピアコン(ピアノコンチェルト)といえば
間違いなくこの1番です。
「のだめカンタービレ」ファイナルでのだめが演奏した曲、
といえば分かる方も多いはず。
他にも、リスト、シューマン、ブラームス、グリーグ、
すばらしいピアノ協奏曲は沢山あります。
そしてピアノ以外の楽器、ヴァイオリン、チェロ、などの
コンチェルト(協奏曲)も、もちろんすばらしいです。
本当にお話していると止まりません!
みなさんのお気に入りの一曲をぜひ見つけてください。
そして、ぜひ生で!コンサートホールで聴かれてみてくださいね。
このすばらしい華麗な共演にきっと心から感動されることでしょう。
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